旭川詳細 | 河口湖バス釣りガイド『柴田真吾のSIXSENSE』

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霞ヶ浦から変更となった今回の旭川戦…

前回の早明浦戦よりもさらに厳しい試合になったが、その分周りも釣れていなかったため、チャンスのあった試合だったと思うし、一匹の価値、一度のミスの重たさを改めて知らされた、ある意味いい経験になった試合でした。

旭川ダムは、自分にとっては今回が初めてとなる湖で、プラクティスには合計で5日間入り、初日は湖一周まわりながらエリアとルールの確認をし、二日目以降は湖を上下半分に分け、本格的に釣り込んでいった。

しかし、水位が毎日30~50センチ程も下がっており、試合時には全く違った湖になることが想定されていた為、それを見越してのプラクティスをすることにした。


中、下流域のシャローを流してみると、プリ~アフターまで様々な状態のバスが混在しており、ネストやペアリングしているバスも多数見受けられたが、日に日に水位が下がるにつれ、ネストは陸の上で干上がってしまい、これからネストを作ろうとしているバスは、減水によってネストを作れずにシャローをうろついていた。

ワンドやクリーク内といったスポーニングエリア周辺には、こういったスポーン絡みの魚が数多くいたが、減水と人的プレッシャーにより、かなり神経質になっていて食い気も無く、10本見つけてもその中の1本食わすことが出来るかどうかというくらい、ハイレベルな魚ばかりだった。


逆に中流から上の上流域では、産卵前のプリのバスと、産卵を終えて回復しかけているアフターのバスが数こそ少ないものの、餌を求めて上がってきているため比較的イージーに口を使う魚が多かった。


そして、アルミでしかほぼ行くことが出来ない最上流域。ここは季節を先取りしたバスが半アーリーサマー状態になっており、岩で出来た流れのヨレや、流れの当たるカバーについていて、個体数は更に減るものの、タイミング次第では超簡単に1400g超えの魚が獲れる場所だった。


同時に、最上流域はボートが数艇しか入れないのと、バスがつくスポットも数箇所しかない為、フライト次第ではかなりリスクがある場所だった。


しかし、中、下流域が全くといっていいほど釣れていないのと、2週間続いた釣り人のプレッシャーからの前日オフリミットにより、久しぶりに湖がリフレッシュされることを考えると、いれば簡単に1本を獲れる最上流は十分可能性のある場所だった。



                                            続く~