7/26は金沢から運転された通称金沢工臨の空返の運転があったので、湖西線内で撮影してきました。

 

かつては北陸方面への工臨列車の牽引はもともと日本海やトワイライトエクスプレス用に在籍していたEF81が用いられることが多かったのですが、EF81自体が稼働できるのが1両のみとなったこと、レールや砕石を現場に卸す際に低速で運転する場合にはDD51の方が都合がいいようで最近の北陸方面への列車にはDD51が用いられることが多くなっています。

 

撮影地に選んだのは堅田です。ここは京都方面への列車が午後順光で撮影できます。結構な長編成でも対応できるので新快速や12両のサンダーバードなんかも難なく撮影することができます。最初にやって来たのは221系の普通列車です。嵯峨野線がメインのような形になっていますが、湖西線や草津線の列車にも運用されています。京都の221系は汚いイメージですね。

 

次の普通列車は113系の4両編成でした。こちらは真ん中のモハユニットが40N更新の体質改善車、先頭車が延命工事施工車でした。この緑1色塗装になるまでは先頭車が湘南色、中間車が通称カフェオレと呼ばれる塗装でした。

 

次にやって来たのは223系1000番台を先頭とする新快速です。12両でもこうして難なく撮影することができます。むしろ長編成の方が背景がすっきりしているような。昼間の時間帯には4本運転される新快速のうち1本が湖西線に乗り入れます。

 

2本連続で普通列車は113系でした。1本目はオール40N更新のリニューアル車、2本目は最後まで湘南色で残っていたことで有名なC10編成でした。

 

工9590レ

そしてこちらがお目当てであったDD51牽引のロンチキです。前回は神戸線内でDD51重連が牽引した工臨を撮影していたのですが、摩耶でホチキスが刺さったような写真だったので、今回も撮影してみました。JR貨物から引退しJR東日本とJR西日本でしか見ることができなくなっただけに機会があればどんどん撮影していきたいですね。

 

4024M サンダーバード24号大阪

少し居残りしてサンダーバードを撮影。北陸特急として運転頻度が高いサンダーバードですが、こちらも例に漏れずコロナ禍により需要減を受けて減便されています。少ない時間帯だと2時間近く運転されない時間帯もあります。かなりの頻度で12両に増結されて運転されていた頃が懐かしいとさえ思えてしまいますね。

 

そしてこちらは待避線に入る225系0番台の普通列車です。基本的に堅田では大阪・姫路方面に向かう新快速は先行する普通を追い越します。湖西線を表すB普通幕の225系もなんとなく新鮮ですね。

 

これを撮影して撤収したのですが、この日は尼崎で人身事故が発生、堅田から乗車した新快速は大津京で運転見合わせ、結局この225系の普通が大津京からは先行し、山科に停車していた琵琶湖線からの新快速に乗って大阪には30分遅れくらいで到着したのでした。

まあ仕方ないですね。

今回は以上です。