気付けばもう7月となり、1年の半分が終わりましたね。
この上半期は新型コロナに奔走された感じがします。
さて、少し前の話になりますが、6/7の夜勤明けから連休だったので、久々に実家の方に帰省することとしました。
今回は近鉄特急で帰省しましたが、この日は特に予定がある訳でもなかったので、いつもなら名古屋まで特急を乗り通すのですが、桑名で降りて少し名古屋線を撮影してきました。
今回はその様子を紹介します。
難波から乗車したのは難波発が13:30の113レとしました。この列車の名古屋側には残り少なくなった12200系スナックカーが付くのでそれを狙って乗車することとしました。撮ることの方が圧倒的に多い12200系ですが、あと何回乗れるのでしょうね。ちなみにこの113レは難波駅の2番線から発車するのですが、桜川の留置線や桜川で折り返さずに上りの回送列車として直接2番線に逆線進入します。これは初めて知りましたね。
8連で運転されている113レのこの日の難波方には12600系サニーカーが連結されていました。停車時間があったので、こちらも車内を撮影しておきました。この青色系のシートの車両にはまだ乗ったことがないです。
連結部分ではこのように行先表示を間近に見ることができます。この近鉄の汎用型特急車お馴染みの行先表示も12400系の全車と1本を除く12410系は3色LEDですし、12600系と12410系の残り1本は赤幕となっているので、スナックカーが引退すると見る機会は激減することでしょう。
7621レ 準急富吉
桑名で特急を降り、後続の列車でまずは蟹江で狙ってみました。
1201系の富吉行き準急が到着しました。名古屋線はあまり撮る機会がないので、貴重な機会となりました。
22000系ACE単独の4連の賢島行き特急です。大阪線でも見られる行先の列車ですが、せっかくなので撮影しておきます。
次にやって来た津新町行きの普通は2000系3連でした。派手なラッピングの車両ですね。名古屋線には固有の形式やかつて奈良線から転属した車両などここでしか見られない車両が多いですね。
何本が被られてしまった後、次の準急も2000系3連でした。名古屋線の普通や準急は一部を除いてほとんどが2連・3連といった短編成での運転となります。
名古屋16:30発の難波行き特急です。12600系を先頭に12200系を併結した8連です。筆者が難波から乗車した116レの折り返し運用です。
特急の続行でやって来た22600系+22000系の回送です。近鉄特急は昼間の時間帯であっても車庫に回送で出入りする列車が結構多いのも特徴で、名古屋では米野や富吉、大阪では東花園や高安、伊勢なら明星への回送列車が多数設定されています。
次の津新町行きの普通は1000系の3連でした。一般車の前パンは2連が上本町寄りに着くことが多い組成の関係上大阪線ではあまり見ない気がしますね。
5200系を先頭とした急行です。大阪線でも見られる形式ですが名古屋線急行ではまさに主力といった感じでしょうか。ただそこまで本数が多いわくではなく、コイツだけ3扉なのでどうしてもラッシュ時間帯を中心に使いにくい面があるのでしょう。
名古屋を17:00発のひのとりです。名古屋線内で撮影したのは初となりますね。これから名阪甲特急の主力となるべき車両なので、撮影する機会は増えていくでしょうね。横がちに撮らないと特徴的なハイデッカー構造の両先頭車なんかの特徴は捉えにくいですね。
影が出てきたので普通列車に乗って八田へ移動しました。まずは1000系の普通列車を撮影しました。ここでは待避線に入る列車も特急の回送を除いて短編成なことが多いので、このように撮影することができます。
8連のアーバンライナーの回送です。前面に行先表示のないアーバンライナーや伊勢志摩ライナー、ひのとりやしまかぜといった車両では回送列車でも営業列車でも写真では判別できないですね。
22000系2連+4連の名阪乙特急です。12200系が引退するとこの22000系や22600系のように大型の車体を持つ車両が近鉄の汎用型特急車のスタンダードとなるので、こうした組成ばかり見ることになるのかもしれませんね。
1400系を先頭にした伊勢中川行きの急行です。1400系といえば8810系とともにこの顔を採用した最初の車両で大阪線の車両というイメージですが、名古屋線にも1編成が在籍しています。
4723レ 準急四日市
2本連続で見ることができた2050系です。チョッパ車の3両編成版とも言える車両で、こちらも名古屋線でしか見ることができない形式です。
22000系2連に12600系を併結した6連の鳥羽行き特急です。大阪線では特急車では大阪寄りの先頭車が前パンになるので、伊勢寄りが前パンとなるのは名古屋線ならではといった感じでしょうか。
5800系を先頭にした急行です。5800系は大阪線や奈良線でも運用されている車両ですが、そちらはいずれも6連で、この4連は名古屋線にのみ1本だけ配置されています。ちなみにこの5800系が現時点で名古屋線に新製配置された最後の車両となっています。
待避線に入るしまかぜの回送です。思いっきり架線柱の影が顔に被ってしまいましたよ。この時間帯は上下線ともに富吉検車区を出入りする特急車の回送が多かったですね。
2本連続でやって来た特急です。18時台~21時台になると名伊特急が毎時3本に増発されるので、1時間当たり5本の特急が走ることになります。しかも毎時00分の名阪甲特急の2分後に名伊特急が続行するというダイヤになっており、名古屋駅では特急を4番乗り場、5番乗り場の2本のホームで捌いているので、よくここまでできるなと毎回見ていて思います。
先ほどの02分発の特急のこれまた2分後に続行で名古屋を発車した急行です。この1200系伊勢寄りの2両が1200系、その次が2430系、名古屋寄りの先頭車は2410系という3系列の車両が1つの編成に同居しているという近鉄の中でもなかなかの珍編成です。こちらも名古屋線にのみ2編成が在籍しています。編成単位では相互に連結するのはまだしも、もとの編成がこれというのはなかなかですね。
名古屋18:15発の賢島行き特急は12200系スナックカー単独の4連でした。名伊特急が3本になる時間帯は名阪乙特急と併せて乙特急が概ね15分間隔となるように調整されています。名古屋線でスナックカーを撮るのもあと何回あるでしょうね。
2800系のL/Cカーを先頭にした急行です。名古屋線には転換クロスシートの5200系や5800系、2800系、2610系のL/Cカーも多数運転されています。このいわゆる改造L/Cカーも名古屋線の車両といった感じがしますね。
最後に撮影したのが2本のみが残る1810系単独2連の普通です。抑速ブレーキを持たずもっぱら名古屋線で運用されているこの1810系も現在では名古屋線系統の最古参車両となりました。いつもは急行の名古屋寄りに連結されているのをよく見るのですが、この日は単独で普通列車運用に就いていました。
この1810系単独の普通列車を撮影して撤収、実家に帰ることにしました。
今回は以上です。