丝绸之路的旅游のまとめ
まだまだ、多くの写真や出来事も残っているのですが、ここで「丝绸之路的旅游」の紹介を終えます。
タイトルには「摘要zhāiyào(まとめ)」としましたが、すでに紹介したことをまとめるようなことはしません。
但し、本シリーズを締めるにあたり記録しておきたいことは、「中国語」についてです。
中国語:
現地の人々と様々な場面で会話を行うことは、中国語の実践トレーニングとして有効です。
今回の丝绸之路的旅游でもその機会(机会)を積極的に利用させて頂きました。
すでに、按摩店でのルーチンワークについては紹介しました(香港人に間違われた)。
また、土産店などの値引き交渉は、駆け引きのパターンもそれほど複雑でないこと、またゲーム感覚でも楽しめることから比較的ストレスフリーで取り組める場面です。
今回は、これらに加え以下印象に残った3つの場面を紹介します。
1) ロストバゲージでの交渉
敦煌から西安の国内線(西安は経由地で最終到着地は上海)で、同じツアーの同行者のスーツケースが行方不明になる事態が発生しました。
ロストバゲージについては、海外旅行のリスクの一つとしての認識はあるのですが、実際その現場に遭遇したのはこれが初めてでした。
当然同行ガイドさんが、対応のカウンターで状況を説明しているのですが、どうもうまく伝わっていないのがその雰囲気でわかりました。
そう感じると同時に、そのカウンターに向かっている自分がいました。
ガイドさんは、翻訳機を片手に相手の中国人に説明していました。
現在の翻訳機はとても優秀ですが、状況を踏まえその言語の基本的なことを理解していないと思わぬ誤解のもとにもなりかねません。
残念ながら万能ではないことは、何度か試していてその実力は知っていたので、それならまだ拙い自分の中国語の方がましだという根拠のない自信?で対応する中国人に説明し、ロストバゲージに関する書類の作成、スーツケースの特徴などを伝えることができました。
以前用的翻译软件
事務的な手続きが済んだあとすぐ電話が鳴り、そのやりとりの中で「找到了Zhǎodàole:見つかった」との声が聞こえました。しかし、この簡単な発音をすぐに聞き取ることができなかったのです。
電話を終え、対応の中国人の方が笑顔で再度「找到了」といった時に、きわめて鮮明にその意味が理解できました。
こんな経験が実践中国語にとって大事なことだと身をもって経験しました。
その後、その中国人の方も急に表情が穏やかになり、「日本ではどんな翻訳ソフト」を使っているのかなどの雑談をし始めました。
残念ながら自分のスマホから以前使っていたソフトは削除してしまっているので、その旨を伝え、別れの挨拶をしました。
とかく不愛想な中国人ですが、その時の相手の中国人の笑顔は今でも忘れません。中国語を学んでいてほんとうによかったと思える一例です。
2)兵马俑博物館店員との雑談
1) での説明が長くなったので簡単にまとめます。
博物館土産物店の男の店員さん(40~50歳)に声をかけられ、中国語で応対しているうちに、日本の話題になり、最後には日本のアルバイトの最低賃金の話までするようになっていました。やはり、最後にはとても素敵な笑顔になってもっと話したそうでした。
3)テレビドラマ「都挺好」を話題にした現地ガイド(导游)との会話
この旅行の前に「都挺好」を第24集まで見ていたので、なにかのきっかけで、だれかとこのドラマを話題にした会話ができればいいと漠然と思っていました。
その機会は、旅の最初の訪問地「乌鲁木齐」のウイグル族の女性のガイドさんとの会話で実現することができました。
現代中国の家族問題、登場人物のキャラクターについて、そしてドラマの結末(自分まだ見終わっていないのであまり知りたくなかったのですが・・・)などなど。
また、話題は教育の問題などにも発展し、とても有意義な会話ができました。
ウイグル族の女性なので、外見はスタンダードな中国人の外見とはまったく異なり、最初は流暢に中国語を話す姿に違和感がありましたが、すぐに慣れました。
以上、印象に残った例を3つ挙げましたが、これ以外にも現地中国の方と沢山会話をさせて頂きました。旅がより有意義で面白いものにするためには、拙くても、現地の言葉を使うことだと実感しました。
これらの経験は中国語を継続して学習するためのモチベーションにもつながります。
我们一起加油吧!