私たちの人生には、避けては通れないものがあります
人生の途中に出会う様々な困難であり、愛する者や自分自身の死です
そうした問題を誰一人避けて通れず、必ず自分で対峙していかなくてはなりません
その時に大切なのは、唯物的人生観を持っているのか、それとも霊的な人生観を持っているかで見方が大きく変わっていきます
人間は偶然にこの世に投げ出された存在で、死ねば終わりだという唯物論からは、人生で直面する困難は、ただ運が悪かったにすぎないでしょう
そこに何の意味もなく、ただ偶然の確立によって起こってしまったに過ぎないと考えます
たとえば震災を経験し、辛い体験をしたとしても、唯物論からすれば、ただ運が悪かっただけで、そこに意味は無いと思います
では、霊的人生観ならどうでしょう？
私たちが生まれて来たのには、必ず意味があり、一人一人が目的をもって誕生したと考えます
そして人生で起こる出来事には、何らかの意味があり、そこには私たちへの問いかけが存在していると考えます
「はたしてこの出来事は神様が私に何を教えようとしているのだろうか？」と考えるのもそうでしょう
苦難を経験し、普段の日常の有難さを再確認するためにあったもので、この経験を通して将来は同じような経験のあるものを助け、支える役割を期待されているっと考える事もあります
これらは人生の出来事に意味を見出し、そこから自分の人生にプラスとして加えるものです
そうした考え方というのが霊的人生観というものです
霊的人生観というのは、何もお化けの話が好きだとか、宇宙人ものが好物というものではありません
自分の人生や、周りの人々の人生にも意味を見出し、そこから魂の向上を目指していく考えを持つことです
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