初めてのマイホーム購入 5/8
【年代別に見るマイホーム購入例】
ここまでで書いたように、マイホームと一口で言っても、戸建て、マンション、新築、中古といった選択肢があり、世代によって、購入目的も変わってきます
ここでは、参考までに各世代によるマイホーム購入目的の傾向と、アドバイスを記載します
★20代
将来売りやすい物件を購入し、ローンは短く組んで早く返済が基本。
一生住む為に購入するのではなく、将来的には売却か、賃貸として人に貸し出すことを前提にするケースが多い。
従って都心にアクセスしやすい利便性の高いエリアの物件を選ぶ傾向があります。
※20~30代は収入がどんどんアップする時期です。早めに購入して早めに完済が基本。
ただし、将来の収入アップを期待しすぎてはリスクがあります。
できれば固定金利で安定感を保ちつつ、景気に左右されるボーナスの併用は極力避けましょう。利便性のよい都心に近いエリアだと将来買い手もつき易いでしょう。
★30代
結婚後に家族で生活する事を前提にしたマイホーム選びが主流です。
将来家族が増える事も視野に入れ、3LDK~4LDKの物件を購入される方が多いようです。
※この年代は、収入も安定してくる時期です。ボーナス払いの併用もある程度は考慮してもよいでしょう。
将来の家族での生活を考え、賑やかな都心よりも、緑の多い郊外エリアでファミリー向けマンションや戸建てにも目を向けてみては?
★40代
この年代では長期ローンを組む事が難しくなってきます。
その為に頭金を大目に用意して、定年までに完済できるような購入計画を立てましょう。
この年代で購入するマイホームは、永住を前提にしたものになります。一生を暮らす家となるのですから、バリアフリー設備も大事ばポイントですし、近所に病院があるか、徒歩圏内で生活必需品は揃うかなどの周りの生活環境にも目を向けて物件を選びましょう