こんにちは、豚肉勉強会事務局です

4月1日と2日に開催いたしました、豚肉勉強会 第6回勉強会も無事に終了いたしました。全国各地からご参加いただきました皆さま、講義・実習を行っていただきました古澤教務部長はじめ全国食肉学校の方々、ありがとうございました!
会場はもちろん、今回も群馬県・公益社団法人全国食肉学校です。
昨年4月3日の第3回勉強会では「豚丸ごと1頭を喰らう」がテーマでしたが、第6回のテーマは「豚1頭、いくらに化けるか?」
4月1日は、全国食肉学校教務部長の古澤栄作先生による豚肉の歩留まり、品質欠格要因、部分肉出来高、部分肉原価計算などの徹底解説を聴講。その後、実習室に移動し、完全無投薬養豚でお馴染みの㈲江原養豚(群馬県高崎市)の「無薬ハーブ豚」(LWD)、JA上野村(群馬県多野郡上野村)の「いのぶた(猪豚)」、富士農場サービスのデュロック純粋種の3種類の半丸枝肉が教材として提供され、それぞれの枝肉を脱骨、整形、小割、筋引き、スライスをしながら各部位の特徴や、それぞれの枝肉の歩留りや肉質、脂質などを比較、学習しました。
ちなみに、実習で処理した豚肉はソテーとしゃぶしゃぶで試食した他、ご参加いただいた皆さまへお土産としてお持ち帰りいただきました。
さらに4月2日には「どの部位をいくらで売れば利益がでるか?~卸売価格から小売価格の決定」、「実際の豚肉販売における売価設定」として、枝肉から正肉、精肉の価格設定方法などについて詳しく学習しました。
群馬県にある公益社団法人全国食肉学校は、昭和49年に開校した伝統ある食肉分野のわが国で唯一の公的な職業能力開発校です。群馬の恵まれた環境の中で、食肉に関するあらゆる技術と知識を体系的に身につけることができます。時代のニーズを捉えた充実した講座と魅力ある講師陣が学生とともに日々研鑽に励んでいます。
(全国食肉学校ホームページより)
次回(第7回)勉強会は、TPP(環太平洋パートナーシップ)をテーマに7月に緊急セミナーを予定しています。ご期待ください!