6月のウランバートル

 

今年は5月20日が小満。小満とは草木が成長して生い茂る頃という意味です。ウランバートルは、街中や周りの山々の緑が日ごとに増してきて、ちょうど小満ともいえる季節になってきました。

ボグド山の西側から南方面に足を伸ばし、二つの空港周辺とゾーンモドまで行ってきました。

 

ザイサンの近くを通ったときにボグド山の登山口へ行ってみました。天気がよいせいか、多くの登山者が山頂へ向かっていました。

この写真はザイサンの頂上です。戦勝記念碑は周りの景色に重なってはっきり見えないですね。

 

2,3種類のシジミチョウを見かけました。これはミヤマシジミのメスではないかと思います。表が少し灰色がかった濃い茶色に見えました。日本では東北から本州中部にかけて生息しているシジミチョウです。

 

かつてのチンギスハーン国際空港。2021年7月4日に現在の新空港が開港するまで、まさにモンゴルの空の玄関でした。現在はボヤント・オハー空港。空港ビルに入ってみましたが、中は照明がついておらず、現在休業中なのかもしれません。

 

駐車場に7,8台の車が駐車。子どもの遊び場にもなっている様子です。

 

薄い赤紫色の花弁がとてもきれいです。

 

ウランバートルにやってきた人を出迎えるチンギス・ハーンの肖像。空港ビルの正面にあって、圧倒的な存在感。

 

空港西側の丘に上がってみました。遠くにかすんで見えるのが空港ビルと滑走路。

 

丘の上でオボ―を見かけました。オボーは石を積み上げ、その上に木柱などを立てたものです。現在は境界標識、記念碑、民間信仰の祭壇などの目的で設けられているそうです。

 

現在のチンギスハーン国際空港。右側が出発ロビーエントランス。ウランバートルの中心部から50キロメートル近い距離がありますので、少し遠いですね。

 

チンギスハーン国際空港は日本のODAによって建設されました。現在、日本の空港会社4社とモンゴルの合弁会社で空港運営を行っています。駐車場には日本車が多いかな?

 

威容を誇る管制塔。ここから滑走路や周辺の景色を眺めてみたいですね。

 

空港の北側斜面に上がってみました。滑走路はビルの向こう側にあります。草原が広がっていますね。

 

韓国チェジュ航空の飛行機が到着したところ。遠くに家畜が草を食べている様子が見えます。まさに大草原の中の空港。

 

大韓航空機が出発を待っています。

 

チンギスハーン国際空港からゾーンモドへやって来ました。街に入るとさっそく牛たちのお出迎え。牛たちが街の中をこうやって草を食べて歩いている風景は、まさに遊牧の国。

 

チンギスハーン国際空港からゾーンモドまでは約12、3キロメートル。人口は約15,000人。のどかな街です。

 

ナーダムスタジアムがありました。ナーダムは7月中、下旬に開かれると聞きました。

 

パークゴルフのようなゲートボールのような・・? スポーツなどが楽しめるスタジアムですね。

 

スタジアムの入り口で見かけました。アヤメかな?

 

建築中のアパートや公共の建物などを見かけました。街が発展している感じがします。ウランバートルまで通勤している人もいると、何かで読みました。

 

ウランバートルへの帰り道で見た風景です。

 

家畜が放牧され、草を食べている風景を見ると心が和みますね。家畜も自然の中で生きている、という感じがします。

 

ゾーンモドの中心部にはアパートが建っていますが、周辺などはこういった住宅も目につきます。

 

もちろんゲルも見かけます。

 

新モンゴル日馬富士学園の校舎が見えて来て、ウランバートルの中心部も近い。新モンゴル日馬富士学園は2018年に創設され、元横綱日馬富士は理事長です。