20代の後半の話。

 

仕事も覚えて、資格勉強も終わったこと、私は「旅」という第二の青春を楽しんでいました。

 

当時は官庁の非常勤職員だったので、年次有給休暇も含めるとかなり休みは多かったし、そこそこ待遇も良かったので、旅ばっかりしていたわけです。

 

旅の目的は200名城スタンプと全国一宮御朱印(113か所)の回収です。

 

土日を使って近場を回収し、大型連休などは青春18きっぷで遠征していました。

 

新型コロナが流行するまでの数年間で、100名城を77城、続100名城を70城、全国一宮は80社回収しました。

 

名古屋以東はすべてコンプリートしていましたし、西日本においても主要鉄道沿いのスポットはだいたい回収していました。

 

 

 

 

でもコロナで3年間くらい旅離れしている間に、急に心身が弱くなってしまい、連泊の旅行が辛くなりました。

こんなに急に老け込むとは想像もしていませんでしたよ。

 

そして、妻と出会い結婚したのも旅行に行きづらくなった理由の一つかもしれません。

ホテルも食事も二人分必要ですし、旅の途中で「疲れた、帰りたい」って言われてしまうと中途半端に回収し損ねて面倒なことになるからです。

 

この旅をやってていつも思うことは、一度の遠征で回収するエリアを決めて、ちゃんと回収して帰ることが大切です。

 

例えば半島の先にあるのをポツンと1か所取りこぼしたりすると、その1か所を回収するためにだけにまた行かなくてはなりません。これをやってると経済的なダメージが大きすぎます。

 

また旅がやりたいなと思う反面、もう少し体制を整えてからじゃないと楽しめないかもしれないという気持ちもあります。

 

いつかはこの旅を完走させたいですね。