R&B系AOR ボズ・スキャッグス「ミス・サン」 | 音楽好き親父の覚書

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なんとなく昔のAORを聴いていて、脳裏にボズ・スキャッグス「ミス・サン」のメロディーと強烈な女性バックボーカルが思い出され無性に聴きたくなった。i-Tunesを探してもCD棚を探しても見つからない。見つけたのはレコード置き場でした。1980年発表のベスト・アルバム「HITS」の未発表曲シングル扱いだった。当時はまだレコードの時代だったんだよね。

  

「ミス・サン」はボズ・スキャッグスなどのバッキングを務め、若手スタジオ・ミュージシャンとして売れっ子になっていたデヴィッド・ペイチジェフ・ポーカロが、自分たちのバンドを作ろうとメンバーを集め3〜4曲のデモを制作。完成したバンドが「TOTO」、そのデモの中の1曲がこの「ミス・サン」だった。TOTOはデビューが決まりましたが、この「ミス・サン」は採用されませんでした。  
  ポップなハード、プログレッシヴ・ロックという路線でデビューしましたので、R&Bのグルーヴが曲全体に漂う「ミス・サン」がそぐわなかったと考えたのだと想像できます。

 この曲を気に入ったAORの盟主ボズ・スキャッグスがどうしてもこの曲をやりたがっていた。ボズは何とか説き伏せたらしい。

レコーディングにはデヴィッド・ペイチ、ジェフ・ポーカロ、スティーヴ・ルカサー、スティーヴ・ポーカロとTOTOのメンバーが集まり、ペイチがアレンジを手がけています。
 そして、注目の女性ボーカルはデモテープにも参加したカナダ出身リサ・ダルベロ!後半は大暴れで熱唱を聴かせてくれています。

 

 

貴重なライヴ映像が有りました。1985年 つくば科学万博でのライヴが残ってます。

 

やっぱり、ラップや早口よりこういうのがオジサンには合うんだよな。

レコードで聴くのも良いけどCDレンタルでデジタル化して気軽に聴く事にします。