今回は、リンダ・ロンシュタット ( Linda Ronstadt ) のアルバム「風にさらわれた恋 ( Hasten Down The Wind )」からのご紹介。
彼女は高校時代の私のアイドル。よく「恋多き女」と浮名を流す美人シンガーでした。当初はカントリーシンガーでしたが、ロック・JAZZ・クラシックと幅を広げていきました。素晴らしいのは広い交友関係から積極的に良い曲を発見して自分の物にする事だと思います。イーグルスやストーンズ、コステロなどを良いアレンジで魅力的な作品にしています。
ボディーガードでホィットニーが歌って大ヒットした「I Will Always Love You」も1975年の『哀しみのプリズナー』に収録されています。ちなみに、これは「ドリー・パートン」の曲ですから3つのバージョンを聴く事ができます。元はカントリーソングなんで別物ですけど。
「誰か私のそばに ( Someone to Lay Down Beside Me )」「またひとりぼっち - Lose Again」は「カーラ・ボノフ」の作品。カーラ・ボノフはリンダが彼女の曲を3曲歌ったことでデビューする事ができました。カバーの達人と言う点では「Juju」や「Ms.OOJA」もリンダ路線と言えるかな?
「誰か私のそばに」は印象的なピアノで始まり、劇的に盛り上がるとても美しい曲でアコースティックからディストーションギターが入ってくるパターンは、私の大好物。
名曲・名唱です!
本家の歌は、後日発売されたのデビュー作「カーラ・ボノフ」に収録されてます。