会社の経営が傾きはじめると、特に外資系の場合は、一斉に社員が

自己退職に走る


日本企業の場合は、転職に慣れていないせいか、条件の良い一斉退職募集

を待ったり、また最後までしがみ付く社員も多いと思うが、外資はとにかく

決断が早い

少しくらい条件が良くなかったとしても、ここよりもましという事で次々

と飛び出していく


営業の場合、製品の品質などでトラブル続きなど、どうにもクビが回らず

責任感もなく辞めていくヤカラも居る

そういった場合、残って後処理をさせられる者は不幸だ

貧乏くじ一等賞の当たり


私が最初に入ったシリコンバレー企業では、ネット後発の超大企業に買収

されることがアナウンスされるやいなや、一日一日と退職者が相次ぎ、

あっという間に人が居なくなってしまった


かねてからヘッドハンティングの声がかかっていた優秀な営業、エンジニ

ア達はまたたく間に居なくなった


私は最初の転職をしたばかりということで、入ったからには石の上にも3年

じゃないけれども、それくらいの辛抱が必要だと思っていた・・



だから波に出遅れてしまった訳だが、一人当たり3倍の顧客数を担当させら

れることになったり、詳しくは言えないが以前の営業が残した不祥事が明る

みに出て、そのクレームが続発したりと・・ホント割の合わない期間をすご

すこととなってしまった



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備えあれば憂いなし

常に次転職に備えるべし

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常に転職することも視野に入れて、ヘッドハンターとの日々の交流や、

企業進退の情報などをつかんでいく必要性を学ばせてもらった経験である