メキシコ4日目&チリ1日目 | 日本以外はどんな国?

メキシコ4日目&チリ1日目

こっちの時間で昨日はよく眠れなかった。

ホテルの各部屋のトイレの調子が悪いらしく、やっと眠れたと思ったら、

隣や上や反対の隣の部屋から、「ががががががが」と、トイレが壊れている音が聞こえた。

初日に自分の部屋で起きた症状と同じだ。

こんなホテル始めてだ。

メキシコの電気系大学を訪問し、自社製品を過去に購入してくれたので、

製品の品質、価格、生徒の反応などを先生に聞いてきた。

特に問題は無し。新しい製品を売り込み、会議は1時間ほどで終わった。

海外の大学を訪問するのは、2年前のタイの電機大学以来だが、

生徒は生き生きしていて、ましてやラテンの生徒達はもっと生き生きしている。

昨晩はメキシコ→チリに移動だった。

初のビジネスクラスで、カウンターに並ぶと、なかなか進まない。

出発は夜の21時だったのに、結局22時に変更になった。

テクニカルプロブレムだったらしい。

ビジネスなので、ラウンジを無料で使えるので、それを楽しみにしていたのに、チェックインの時間が予想以上にかかり、結局30分ほどしかラウンジを満喫できなかった。

初のビジネスシート。

他の人より早く飛行機に搭乗できる。

シートに座ると、とても広い。

シートは180度フラットにもなる。

横に座っていたおっさんに挨拶をし、「仕事は何をしているの?」と聞かれた。

測定器を販売していると伝え、自分のメキシコでの出来事や今後の予定を話した。

チリの後にアルゼンチンにいく話をし、そのオジサンはアルゼンチン人だと分かり、こっちが仕事を尋ねると、在メキシコのアルゼンチン大使館で働いている偉い人だった。

Tシャツにスウェットとスニーカー姿だったので、驚いた。

その話をしている最中に、そのおっさんがチェックインするときに不手際があったことを謝りにスッチーが来た。

こんなに丁寧な外人のスッチーは見たことがなく、やはり、大使館関係者や

大手企業の常連にはどこの国でもこんな丁寧に接するのだと感じた。

おっさんは結局他の席に移動したので、横に誰も居なくなったと思ったら、

新しい若めのオジサンが来た。

また挨拶を交わし、自分の素性を話した。今回のチリ訪問で新しいお客さんを探している事を伝えると、2社程紹介してくれた。
また、ビジネスクラスの過ごし方を教えてくれた。

スッチーは俺に対しても優しくしてくれ、すごい良い待遇であった。

席は広いし、席につくやシャンパンは出してくれるし、夜食や朝食の

メニューは選べるし、ワインも10種類くらいから選べるし、かけ布団もあるし、アメニティーグッズはBVLGALIの物だし、いたれりつくせりだった。

チリには2時間ほど遅れて到着した。朝の9時45分だった。

両替してタクシーを拾い、ホテルまで直行してもらった。

チェックインが15時からだったので、荷物だけ置かせてもらい、お客さんを2件回った。

最初のお客さんは少し手ごたえがあったが、2件目は商品群が合わないから

「結構です」と丁寧に断られ、ホテルに戻ったのが15時半。

チェックインを済ませ、2人目のおっさんが教えてくれたお店がホテルの近くにある事が判明し、そこを早速訪問してきた。

30分ほど歩いたが、長年の旅と出張で培った見事な方向感覚と野生の感覚で

見事到着し早速交渉する相手を見つけた。

話をすると担当者が今日は休みなので、明日の土曜日の朝10時にアポイントを取る事が出来た。

マーケットを見る限り、日本製の製品はなく、アメリカの製品か中国の製品だけだ。

うちの製品が入る余地は十分にありそうなので、明日の交渉には力が入る。

チリは日本の時間から丁度マイナス12時間。

今は金曜日の夜19時だが外はまだ明るい。

今晩はスペイン留学時代の韓国人の友達がここSantiagoで働いているので、

彼と食事をする予定だが、飛行機でも3時間くらいしか眠れていないので、

毎日の疲労が困憊し、今はすごく眠たい。

少し寝て、彼の電話を待つことにしよう。