金曜日の地震後生活
金曜日は東京の田舎にある自社工場で15時から会議があった。
14時半に着き、椅子に座っているとなんか揺れていた。
隣に居た課長と課長代理が「貧乏ゆすり」でもしていたのかと思っていたがどうやら違った。
途中から地震だという事に気がつきすぐ様に外に避難した。
大地があんなに揺れているというのは初めてみた光景であった。
東京であんな状態だったので、さぞかし震源地近くは恐ろしい光景であっただろう。
工場は木造建築の為、外に出たほうが安全であった。
15時から会議が始まったが、また余震があり、一度は避難したがそこから
会議は続行。
帰りは電車は止まっており、ホテルもあとで予約をすればいいと思っていたが、
既に予約がいっぱいで60人待ちだった。
50件ほどホテルに電話をしたが全て満室。
課長が調べてきてくださった市民会館で毛布をもらい、豚汁と乾パンを支給され、
避難生活を余儀なくされた。
被災地の方々のご苦労はこれとは比べ物にならないものであったろう。
一日も早い復興と、亡くなられた方のご冥福を心よりお祈り申し上げます。