最近害虫についてよく書いていますが今日もいろいろな害虫を発見したので考察します。

これは裏庭キュウリの葉の裏についていたコナジラミ系の害虫です。昨年はベランダで着いたものが居たので分かるのですが今年はそういうこともなく苗が出来たのにこの有様です。

黄色い点がコナジラミと思われます。アブラムシじゃない。大きさや形が違う。そしてアブラムシの蜜を貰うアリなら分かりますが、コナジラミからも蜜を貰っているのでしょうか？黒っぽい点はアリです。

前にも書いていますがこれらが飛んでくるという話をイマイチ信用できない。周辺に原野があるわけでもなく（ちょっと先に草むらはありますが離れています）飛んでくると言っても裏庭の狭い空間です。昼過ぎからは直射日光も強く、風の影響もあまり受けないところです。冬は北風がモロに当たるのですが。

一番疑っているのはアリがよそから運んできて家畜のようにしているのではないか？ということです。コナジラミ自体は小さく移動と言っても限界があります。アリは蜜を貰う代わりにこの移動が難しいコナジラミをキュウリに運んで繁殖させ、蜜を貰うという算段です。

こういう話は科学者の方に見てもらいたいし研究してもらいたい。

畑大です。この前から書いているカメムシの幼生です。近くにたいてい成虫も居ます。この種類はピーマンとナスに居ます。トマトやキュウリには居ません。

幼生は白っぽく目立つので枝に着いているものを両手でまとめて潰します。その残骸がコレです。辻斬りでやられた人みたいに散乱しています。一度駆除したからと言って安心が出来ない。後から別のカメムシが来て育てている場合があるからです。これらも吸汁で植物にダメージを与えます。

トマトのイモムシです。調べるとタバコガの幼虫ではないか？という感じです。

これも黒いフンと実に穴を残します。ちょっとピンボケしてアレですが、オレンジ〇の被害の実の近くに黄色〇のイモムシ。このように被害を受けた実の近くに居ることが多く、周辺に居なければ上に目を向けて見ると上の方に居る場合もありますので、目を養ってみて下さい。駆除できないと被害は日に日に増えていきます。

これは酷い。これもそうですが被害に遭った実の近くに居るイモムシを今日も7、8匹は駆除しました。

穴の開いたトマトの実は取り除いて硬いものの上に置いて踏みつぶします。中に居る場合があるのでその辺に放置すると再びトマトに来る可能性があります。

これは葉の裏にあった白いマユのようなものです。クモの卵ということもありますがガのサナギの可能性もあるので潰しておきました。

そして今日一番驚いたのはこの写真です。黄色〇に大きなアリが居ます。よく地面に居るアリの2倍くらい大きいありです。何とナスを食べています。アリは肉食系のイメージなので目を疑いました。

この光景はどこかで見たことがあります。ジャガイモの茎です。前に書いたと思いますがジャガイモの茎にたかってかじっている光景。それで茎が折れてということがありましたがよく似ています。

アリがこんな風に植物を食べることについても科学者の人に研究してもらいたい。ナスにはこういう穴があるのですが今日その犯人が分かったのです！

地面に落ちていたトマトです。ヘタの部分が食われて落ちたようです。こういうヤラレ方も上のアリの仕業なのか？と思ったりします。ヘタの部分を食べている点。偶然同じところを食べるということがあるのでしょうか？

食べている途中で実がちぎれて落ちたということだと思います。ナスに比べてトマトの連結部分は弱い。

生理障害のトマトについて。右が正常に赤くなっているもの。左が生理障害？でおかしいものです。黄色というか白っぽくなっている。

こういう色付きだと良いものにはなりません。病気か何かに掛かってる可能性があります。

トマトの成長点に異常が出る実にはこういう網目のようなものが入ります。先日も写真で紹介しましたがこれが分かりやすい。こういう実は傷みやすい。これも傷んでしまっています。

池からの水源です。今日の夕方の状況です。水量が回復しています。2日掛けて山から下りてきた水です。

昨日の夕方がこれですから水量は倍になっています。

今日も雨の期待がありましたが残念ながら降りませんでした。

害虫考察