物書きは「蘊蓄(うんちく)」上手でなければならない
断っておくが、これは決して
うんち君の話ではない
勝手に画像をうんち君にしたのがいけなかったのだが…
なんとなく惹かれたのだ…
失敬
もとい
それにしても、「蘊蓄」とは上手いことを言ったものである
「蘊蓄」とは聞き手に「うんうん、うんうん」と納得させながら
話し手はひたすら、しつこく、いつまででも
「ちくちく、ちくちく」 語るから「蘊蓄」と言うのである
はい、もとい
物書きは「蘊蓄」のアングルが問われる稼業かとも考える
今度は真面目に
「蘊蓄」とは深い研究の結果、蓄えられた知識や技能のことを指す
そして
「蘊蓄を傾ける」とはその知力や技量を遺憾なく発揮することである
これもホント
「蘊蓄」は決して「垂れる」ものでは無く
本来は「傾ける」ものなのだ
まあ、垂れるのはうんち君だけで宜しい
あらら、芳ばしい香りまで漂って来てしまった…
どうも、怪しい、遺憾(いかん!)
もとい
やはりストーリー・テラーの「蘊蓄」は豪勢に
排出できる位、豊富でなければならない…
うん、しつこい
そしてそう、「蘊蓄」は語り手の
教養と経験にも裏付けされていなければ面白くない
なぜってか
「蘊蓄」の切れ味は物書きの真骨頂なのだ
「うんうん、ちくちく、うんちくちく…」
「うんうん、ちくちく、うんちくちく…」
軽快な旋律まで聞こえ出したぞ
この際、リズミカルに排出せねばなるまい
「ぷっぷっぷっぷっぷ~~」
これまたうんち君が、失敬いたしましました
「蘊蓄」についての「蘊蓄」はうんち君の登場もあって
「うん、うん、ちく、ちく」
中々、かぐわしいものとなったようでございます
こんなの、最後まで読まれたあなたも
「うんちく」 きっと、大好きなんでしょうね