「合気道日本語クラス」の1歳の誕生日を祝うため、

7月の稽古では、参加してくれた子供達にカップケーキを配り、

「1」の蝋燭を用意して、みんなで1周年をお祝いしました。ドキドキ

 

 

1年前に所属する合気道道場の道場長の許可を得て、月一で「合気道日本語クラス」を始めました。

 

元々は、5歳くらいから合気道をしている、知り合いの16歳の女の子の足が最近めっきり道場から遠のいているので、「若い子をターゲットにした、高校生が楽しめるようなクラスが出来ないかな。」と考えたのが、そもそもの発端でした。

 

その後、「クライストチャーチに住む日本人コミュニティーに、クラスを通じて『日本語で楽しめる場所を提供する』ことができたらいいなという願いも加わりました。

 

そのような思いを持って始めた「合気道日本語クラス」は、去年7月の第一回目は、「子どもクラス(6歳〜13歳)」と「大人クラス」の2部制でスタートしました。参加人数は、知り合いの女の子を含めた日本人の高校生4名を含む、総勢14人。

 

その後、日本人の高校生達(私は「ヤング侍」という名称が気に入っているのですが)の「子どもクラス」における活躍の甲斐もあって、子どもクラスの人数は次第に増え、4か月前から子どもクラスは、4〜5歳の子供と親による「ちびっこ親子クラス」と、6歳以上の子供を対象にした「子供クラス」の2つに枝分かれして、現在に至っています。そして「大人クラス」の方も徐々にではあるものの、レギュラー人数が定着し始め、最近では10人弱の高校生が参加してくれるようになりました。

 

早いもので「合気道日本語クラス」が始まってから、もう既に1年。

 

第1部の「ちびっこクラス」は、子供1人につき親1人の参加をお願いしているので、子供8人に親8人の総勢16人。「合気道の技を学ぶ」というよりも、「体の使い方を学ぶ」、そして日頃忙しいかもしれないお父さん、お母さんとたくさん触れ合って、お互い向き合って、「楽しく時間を過ごす」、そしてそれを「日本語環境で行う」ーーこの3つの要点を大事にしています。

 

第2部の「子供クラス」は、親2名も含めた22人が参加。子供達は全員日本語を解するので、何の遠慮もなく、皆日本語で合気道を楽しみます。いつも必ず道場の外から参加する初心者の子供もいるので、その子達も参加できるようなプログラムを組んでいます。今回は1周年記念ということもあり、5歳から合気道を初めて、最近初段の黒帯になった16歳の「ヤング侍」君に、演武もしてもらい、「長く稽古をしていると、こんな風に成長できるんだよ。」というお手本を子供達に見せてもらいました。

 

第3部の「大人クラス」は、日本語を解さないキウイの生徒も来るので、簡単な日本語に英語を織り交ぜたクラスです。どうすればよいのか、未だに試行錯誤ですが、「高校生がまた来たくなるようなクラス」を目指して、毎回頑張っています。今回の参加者は16名。

 

自分1人の力では絶対に達成できなかった、この特別クラス。参加してくれる子供達がいて、その子供達をサポートする親御さんがいて、子供クラスをいつも積極的に手伝ってくれる、高校生達がいて、大人クラスに来てサポートしてくれるメンバーがいて、広告を無料で掲載してくれる、地元の日本人会があって、このプロジェクトを応援してくれる道場長がいて、日本やその他遠くからこのプロジェクトを応援してくれる合気道仲間がいて、、、沢山の人達のおかげで、ここまでクラスを広げることができました。

 

これまで支えてくれ、応援してくれた人みんなに感謝感謝、ありがとう。これからもどうぞよろしく。