現在は「アートセンター」になっている、昔のカンタベリー大学校舎。

現在は「古典学」と「音楽」だけ、こちらの校舎です。

 

 

大学院で「古典」を専攻している長女が、「来週の授業で『1時間クラスを教える』っていう課題があって教えるんだけど、ママも聴きにくる?」と言うので、「行く行く〜!」と二つ返事。

 

朝の9時からの授業にいそいそと出かけて行きました。

 

 

授業が行われる校舎。

ここだけ別世界。ハリーポッターのホグワーツのようです。

 

 

1910〜1966までは「化学学部」があった場所ということで、

化学にちなんだ天秤が置いてありました。

因みに天秤は英語で「バランス」というそうです。なるほど。

 

 

娘の講義を45分聴講しました。

私が作るものより、綺麗によく出来たスライドでした。

「好きこそものの上手なれ。」とはよく言ったものです。

 

 

講義のテーマは、ユウェナリスという古代ローマの風刺詩人です。後から調べてみたら「健全なる精神は健全なる身体に宿る」という有名な言葉を残した人でした。生まれた初めて聞いたユウェナリスという詩人について、すっかり詳しくなりました。

 

人文学系のテーマは基本好きなので、知らないことを学ぶのはとても面白かったです。「学生っていいな。」と思いました。