町のシンボル的存在、駅舎。
ダニーデンにある、スコットランド建築の代表作です。
(でも駅としてはほとんど使用されておらず、
クライストチャーチから車で4時間半ほど南下した所にある町、ダニーデン。南島で一番大きい町であるクライストチャーチの人口が約40万人なのに比べ、ダニーデンの人口はおよそ13万5千人です。
ニュージーランドでもかなり南の町なので気候は寒く、真夏の現在訪問した時も朝晩の気温は10度以下で、町を行き交う人はダウンジャケットを羽織っています。この気候を好んで、(同じく寒い)スコットランドからダニーデンへの移住者が多かったと聞くのも納得。
ダニーデンは、1860年代にゴールドラッシュにより移住者が急増した頃に出来た町で、今でもその頃に造られた古い建物が多く残っており、歴史的雰囲気を醸し出しています。
町の中心「オクタゴン」(八角形広場)。
右が市庁舎、左が英国国教会の教会です。
オクタゴンにあるバーもこんな感じです。ヨーロッパ調。
こちらはプロテスタントの「長老派」の教会。
旧裁判所です。
今回宿泊したホテル。
裁判所の隣にあるので「LAW COURT HOTEL」という名前です。
70年前にこのホテルで、
エリザベス女王(当時)とフィリップ殿下が宿泊されたらしく、
ホテル内の至る所に、その時の写真が飾ってありました。
新聞社。今でも使っているようです。
玄関の敷石。
「1863年から」と書いているあたりに、誇りを感じます。
数回にわたる地震で町が倒壊し、古い建物があまりないクライストチャーチとは違い、ヨーロッパ調の古い建物が残るダニーデンは、ヨーロッパの古い町並み同様、ちょっと重たい感じがし、それが寒さと重なり、個人的には重苦しい雰囲気を感じました。
ダニーデンの町にある、スコットランドのお店。
ウェールズのコーナには竜がいました。