今日の授業で使ったパワーポイントの1枚。

 

 

教えるトピックが何であれ、とにかく「教える」ことが大好きな私。今もし時間を遡ることができるなら、間違いなく大学で「教育学部」を専攻し、「教職課程」に進んでいたこと間違いなし。

 

しかし大学受験の時は、何を専攻したいのか全く分かっていなかったため、「なんとなく」学部を選び、その後成り行きで「なんとなく」修士課程と博士課程に進み、政治学の博士号を取ってみたら、他に仕事がないので、これまた成り行きで大学の非常勤講師になった私。

 

そこで「教える」ことの楽しさ、面白さ、素晴らしさに目覚め、アメリカの日本語学校付属幼稚園で代講をしたり(正規の先生にもなりたくて応募したこともありますが、落ちました。。。)、ニュージーランドに移住してからも、日本語補習校で教えたり、現在も需要があれば、カンタベリー大学でバイトで教えていたりします。

 

今学期も幸い教える機会を頂き、不肖4コマ担当しています。それが全て金曜日に集中しているため、金曜日は午前中2時間、午後2時間教壇に立つことになります。

 

今日はテーマが「フェミニズムとマルクス主義」。「フェミニズム」はアメリカの大学で講座を担当したこともあり、大好きなトピックであることに加えて、自称「社会主義者」なので、俄然熱も入ります。

 

生徒以上にテンションが上がり、大興奮状態で「フェミニズとマルクス主義の重要性」を熱っぽく語り、4コマを終えた時には頭痛一歩手前の脱力状態。

 

ここでいつもだったら、自宅で放心状態になり、ビールの一杯も引っ掛けるところですが(もちろん夕飯を作る気力はなし)、今日は夕方に「合気道・ビギナークラス」の代講も頼まれていたため、まだまだ1日は終わりません。

 

流石に夕飯を作らずに合気道のクラスに出かけてしまうのは顰蹙かと思い、1番手間のかからない夕飯を(一応家族のために)用意してから、道着を抱えて道場へと向かいます。

 

普段よく代講を頼まれるクラスとは別の、初めて代講をするクラスで、初めて一緒に稽古をするメンバーも何人かいるので、もう楽しみで、再びアドレナリンが出て、テンションが高まります。

 

昼間の疲れも何のその、こちらも大興奮状態で楽しく稽古を終え、これでようやく長くて楽しかった1日が終わります。

 

それにしても「人」が相手の仕事というのは、本当になんでこんなに楽しくて、やり甲斐があるのか。。。教えている相手から、たくさんのエネルギーをもらい、満たされた「花金」でした。家に帰ってからのビールが美味しいこと。

 

 

マルクス主義をわかりやすく説明するために、「Kahoot クイズ」もしました。

優勝者への商品はキャラメル1個。