我が家の長女。部屋のインテリアやコーディネートが大好きで、小さい頃は「人形の家」や「シルバニア」で、部屋のあちこちに家具を置いて、コーディネートを楽しんだり、もう少し大きくなってからは、「SIMS」などのコンピューターゲームで、家を作って、各部屋をデザインする遊びが大好きで、ハマっていました。

 

7年前にクライストチャーチの家に引っ越してきた時は、マスターベッドルーム(主寝室)に付いてきた「ウォーキング・クローゼット(1畳半位の大きさのクローゼット)」を見て、洋服やお洒落に(親よりも遙かに)こだわりのある彼女は、「絶対この部屋がいい。」と宣言し、そこが長女の部屋になった経緯があります。

 

そんな彼女が、ロンドンでの1年の留学を終えて帰宅し、オークランドの大学へ戻るまでの1ヶ月半の間、ヨーロッパで買いためた大量の洋服や靴を始めとして、本なども整理しながら、新たに「自分のお城」を作り上げて、先日オークランドに戻って行きました。

 

 

ウォーキング・クローゼットの中に整然と並ぶ洋服。

(色でコーディネイトされているとのことです。)

 

 

靴も沢山あります。これで全部ではありません。

(私の世代だと、フィリピンの昔の大統領のイメルダ夫人を彷彿とさせます。)

 

 

ウォーキング・クローゼットの壁には、

フェミニストの彼女が尊敬する、女性が4人。

そして個展を専攻する彼女のタンスの上には

「アルテミス」や「アポロン」がいます。

 

 

机の上に並ぶ本は「古典(古代ギリシャやエジプト)」の本がズラリ。

その前にギリシャのパルテノン神殿の模型や、壺などがちょこんと置かれています。

 

 

こちらはウォーキング・クローゼット内にある本棚。

彼女のバイブルである「ハリーポッター」のシリーズや

「パーシージャクソン」のシリーズが並びます。

 

 

部屋の壁に貼られたポスター:

「ゴッホ」、「QUEEN」、「ハリーポッター」、「Yuri on Ice」です。

 

 

長女のこだわりが細部まで出ている、実に彼女らしい部屋です。

 

そして長女がオークランドに旅立つや否や、息子が「お姉ちゃんいないから、僕がこの部屋を使っていい?」と聞いて、今はその部屋で息子が寝ています。(もちろん長女が来月休暇で帰ってきたら、息子は元の部屋に逆戻りです。)