どうも、じゃにおかです。

早くも入院から一週間が経ってしまいましたが、今回の投稿では、先日受けた手術をメインに振り返っていこうと思います。


〇Day1(手術前日)
前回の退院から、およそ10日後にがんセンターへ再入院。
まずは、3回目のPCR検査を受ける。何回やっても、やっぱ痛いんよ炎

血液検査の結果から、ヘモグロビンや白血球の数値が順調に回復しているので、明日の手術は予定どおり実施とのこと。


ここで、腫瘍の大きさの変遷が分かる写真を。(見苦しいので、少し加工)

①2020年11月3日:違和感に気づいた日

②2020年12月9日:化学療法開始時

③2021年1月23日:化学療法3回目直後(VDC#2)

④2021年3月7日:手術(元の予定日)前日

しかし、どう考えても、12月9日の状態を放置していたらヤバかったアセアセ

 

・・・

夜にK先生が病室へ。

K先生「頬の腫れも引いているし、明日のオペは予定どおり実施しますね。」
わし「心なしか、腫瘍が大きくなっているような、気がするんですがタラー
K先生「それは考えすぎだよ(笑)」


再入院するまでは、「一日でも早く切除してくれーーー!!」と叫んでいましたが、いざ手術が目の前に迫ると不安になる。
前回の投稿でも書いた、「もう後戻りできないんよね・・・」という、もやもやした感情が押し寄せるうずまき

結局、体は寝ていても頭は起きているような、浅い眠りを繰り返しながら、気づいたら朝に。


〇Day2(手術日)
この日のオペは、朝イチではなく午後を予定していたので、朝の9時までは水を飲んでもOKとのこと。(絶食は0時から)
前日の夜に飲んだ下剤のおかげか、腸内はスッキリグッ


もうやるっきゃない。


10時半ごろに看護師さんが病室を訪れ、オペの準備開始が11時15分になると知らされる。
直前やん!と思うかもしれませんが、45分前の連絡はまだ良心的だそうな。

すぐさま家族に「ちょっくら、征ってくる」と連絡して、手術着に着替えたら、11時5分に手術室のある9階へ移動。

エレベーターを降り、術後の回復室を通り過ぎると、いよいよ手術室のあるエリアへ。
エリア入口のモニターを見ると、この日の手術予定がぎっしり詰まっている。
このフロアには、手術室が15室もあり、一日に2~3回転するそうな。(ひょえー!)

手術室入口で看護師さんと雑談をしていると、ついに入口の扉が開き、中からお迎えが。
この時、Bob DylanのKnockin’ on Heaven’s Doorが頭の中を流れるルンルン


室内に誘導され、まず気づいたのは複数並んだメインモニターの大きさ。
違う意味のオペルームもこんな感じよなニヤリ(シン・ゴジラの指揮所はリアル)

その後、手術台の上に寝かされると、各種準備を開始。

血圧計やら心電図測定のための電極をペタペタ貼られていく。
途中、酸素マスクのテストの息苦しさによって、恐怖感を煽られるアセアセ
(狭いところに閉じ込められて、窒息するという状況が自分にとっての一番の恐怖。小さいころから変な映画を見すぎたせいか。)

ドキドキしながら準備を見ていると、麻酔科の先生がボソッと、

先生「そろそろ入れるか・・・」
わし「えっ?もうオチるんですか!?
先生「そうですね。そろそろ始めますよ」
わし「(えーと、何をしたらいいんだ。秒数を数えてみるか?)」

スッ。。。。

その後の記憶は無い。


・・・・・・


ふと、ベッドの上で目が覚めると、手術室から回復室へ運ばれている様子。

視界はボヤーっとしながらも、やたらテンションが高く、「まるで二日酔い明けみたいですねー!」と意味不明な言葉を繰り返す。

その後、回復室で少し眠るも、すぐ目が覚めてしまい、ずっと周りをキョロキョロするキョロキョロ

回復を察したのか、副担当の先生と担当看護師さんを呼んでもらい、その後、病室へドナドナ。

この間、副担当の先生から手術のことを色々と聞く。
(先生曰く、「こんな目覚めが良い患者は珍しい」とのこと。)

体に付けられた各種器具は、以下のとおり、
・左手に点滴(麻酔用鎮痛剤(フェンタニル)、生理食塩水)
・右手の指に酸素飽和度、脈拍を測定する器具
・胸や手に心電図測定のための電極
・尿道カテーテル
・左足に血栓防止のためのマッサージ機
・右足大腿部にドレーン(術創に溜まる血液や体液を抜く管)×2本


幸い痛みは少ないものの、体を自由に動かせないため、ストレスが半端ないもやもやもやもや
とはいえ、部屋に帰ってきてから1時間も経たない内に、本を読み始めるという回復の早さ。

夜にK先生が病室へ訪れる。

K先生「傷口痛い?」
わし「いやあんまりです。」
K先生「今回の手術には3時間かかり、予定していた範囲どおりに切除を実施しました。中殿筋や大腿筋膜張筋を切除しましたが、杖を使わなくても歩けるかもしれませんね。出血量は100ml以下であったことから、輸血も行っていません」
わし「流石ですね。先生の腕のおかげです」
K先生「いえいえ。順調に行けば、来週の日曜に退院することになると思います。今回、切除した腫瘍の組織検査の結果については、2~3週間程度お待ち下さい。」
わし「分かりました。ありがとうございます。」

先生に確認したら、右足の膝を曲げたりしても良いみたいで、左足を上手く使いながら、右足を動かす。
しかし、意外と痛みがない。

(後で分かったのは、術中に大腿外側の神経をグーッと引っ張ったため、手術した箇所の神経が麻痺していたのかと)

この日は、5分おきに左足のマッサージ機が動いたり、2時間毎に検温や血圧測定があったため、ほぼほぼ寝れず。


〇Day3(術後1日目)
この日の朝は、久しぶりの食事。
どうせ動けなくなるしと、1階のコンビニでお菓子やらを買い込んでいたので、補食もしまくる。

 


だって早く回復したいもん!

 


午後に理学療法士さんが病室へいらっしゃって、病棟で初めてのリハビリを実施。

マッサージ機の拘束も解かれ、術後、初めて立ってみる。。。。
 

 

・・・んん!?行ける!行けるぞ!!

 


左足に重心を乗せているとはいえ、意外とフラつかない。

その後、歩行車の助けを借りつつ、ナースステーションを一周してみる。

 


・・・むむ!?ジワリ、ジワリと歩けるぞ!!

 


術後24時間以内に、僅かながらとはいえ、歩けるとは笑い泣き
まるで、「2001年宇宙の旅」でモノリス様に遭遇した類人猿の気分。

 


その後、痛みがあまり酷くないことから、左手の点滴を外してもらう。
万が一にと渡された、麻薬用鎮痛剤を投与するボタンもボッシュートうずまき
そういえば、フェンタニルってモルヒネの50倍の鎮痛作用があるそうですね。。。びっくり

さらに、自力でトイレに行けなくはないので、カテーテルをヌルっと抜いてもらう。

体に付けられていた器具が、外れるたびに気分も軽くなっていくOKOKOK


退院予定日よりも早めに退院出来るように、頑張るぞ!

 

 

 

・・・
 

 

と、今回はここまで。
この度の入院記録は2~3回に分けて投稿していこうと思います。

引き続き、よろしくお願いいたします。

じゃあの。


 じゃにおか拝