どうも、じゃにおかです。
3月8日が手術予定でしたが、左頬の謎の炎症により手術が中止となり、8日の朝に病院を追ん出されてしまいましたので、現在は自宅療養中です。

幸い手術については、病院側にご尽力いただいた結果、3月18日に行われるそうなので、どうぞご安心ください爆  笑


ということで、いつもより更新が大分早くなりますが、今回の入院について、振り返っていこうと思います。


〇Day0
入院前日。
この日は、本当は少し早いものの、息子の生後100日を祝う、お食い初めを実施。
※厳密にいうと、この日は息子の生誕98日目ですが、ダディーが翌日から長期入院するということもあり、この日に実施。


(この情勢ですし、自宅で実施)


前回の化学療法(IE#2)の退院後も、息子の変化(首がすわったり、泣き声が変ったり)に気づいたので、わずか1週間で赤ちゃんって大きく変わるなーと思っていました。
今回の入院は長いので退院後は、どうなるのか楽しみです。(でした)


〇Day1
手術が月曜日に行われる予定だったので、前営業日の金曜日に入院。(今回は骨軟部腫瘍科のフロア)

通常より少し早めに入院し、まずは、病棟にてPCR検査を実施。
相変わらず、鼻の粘膜に綿棒をねじ込まれるのが痛いアセアセ

その後、初めてお会いする骨軟部腫瘍科の先生(副担当かつリハビリ担当)が病室へいらっしゃる。
幹部を触診したのちに、後ほどIC(インフォームドコンセント)を行うことを告げられる。

あれ?先日電話で確認したときは、ICは午後だと聞いていたはず。。。
息子を預けるのも午後を予定していたので、ICの時間を再調整したところ、ご快諾いただく。
いつもお忙しいK先生だけでなく、参謀役の先生がいらっしゃると時間の融通が利く(+いらん質問も出来る)ので、本当助かります。

ということで、午前中は時間が空いてしまったので、リハビリセンターで術前の検査を実施。

例えば、↓のような検査を実施。
・片足で立った状態で、何秒保てるか
・廊下を往復する時間
・足の筋力(例えば、大腿部を上から手で押されるので、押し返す)
・椅子を立ってから5m先のカラーコーンを回って戻ってくるまでの時間

あまり本気を出すと、術後のショックが大きいと思ったので、控えめに(笑)


午後に妻が病院を訪れたので、ICを実施。

先生「今回の手術は、腫瘍の広範切除になります。具体的には、大腿筋膜張筋、中殿筋、大腿直筋等の一部を切除することになりますが、中殿筋の多くを切除することになるため、少しふらつくようになると思います。運動神経にもよりますが、走ることは難しいかもしれませんね。手術自体は3時間半を予定していますが、準備や片付け、術後の回復を鑑みると夕方ごろまでかかる見込みです。術後は術創に体液が溜まることから、ドレーン管を入れることになります。切除した腫瘍は病理組織検査を行い、結果については術後2~3週間後にお伝えします。また、化学療法の再開は3月末か4月頭頃になる見込みです。」

切除する筋肉の細かい名称まで教えてもらったのは、もちろん自分が聞いたからなんですが、素人には名前と筋肉の場所がなかなかイメージできない。。。
後で見つけたんですが、世の中には解剖図録(anatomy atlas)のアプリ(例えばこれ)が無料であったりするので、(アホなのに)自分の頭で理解したいタイプの人は、事前にインストールしておいた方がいいかも知れません。

ユーイング肉腫の予後因子(術後の生存率に影響を与える要素)は様々なものがありますが、特に「腫瘍体積が200ml以上or以下」、「化学療法の組織学的奏功性」は重要な因子なので(エビはこの動画)、組織検査の結果は非常に気になるところ。早く知りたい。

その後、夕方ごろに看護師さんから、手術前日や当日の流れについて説明を受ける。
T字帯なる、ふんどしチックな衣類を1階のコンビニで買ってくるように言われる。
こんなに偏ったセブンイレブンはあまりない。

消灯前にうとうとしていると、K先生が訪れる。
まずは触診を行い、患部が小さくなっていることを確認される。

ふむふむと先生の触診を受けていると、突然、

K先生「今後、ステッキでの歩行になるかもね。」
わし「・・・(口を開けてぽかーん)」
K先生「ステッキ。杖のこと。」

わし「それは素敵ですね爆  笑

 

と冗談を言えるわけも無く、

 

わし「いや、分かりますけど、えっ?えっ??一時的にですか、それとも恒久的にですか?」
K先生「ずっとかもね」


えーーーーっ!?!?そうなの!?!?!?!?


まさか、手術の前日に衝撃の事実を教えてもらうとは。。。
別に患者さんは僕だけでもないし、病院もお忙しいので、教えてもらうタイミングを逃していただけなんだろうけど。。。

もちろんやってみないと分からないとはいえ、ショックは大きい。。。

 

そういえば、ジョジョの3部でポルナレフがヴァニラアイスのスタンドによって、左脚大腿部の大部分をガオンッと持っていかれるシーンがありますが、あんな感じなんだろうな。

その後も、「もっと釣りをしておけば良かったな。」とか「リビングの蛍光灯を変えておけば良かったな」とか「登山は今後、絶対無理やな」と色々な考えが頭を過る。

悶々としながらベッドで横になっていると、10時頃に突如左頬に違和感を覚える。


入院中はガムを大量に噛むので、最初は筋肉痛かと思いました(よくある)が、明らかにおかしい!

 

すると、30分もしない内に、あれよあれよと頬が膨らみ、ヒマワリの種を大量に蓄えたハムスターのように。

あかーん!!!!

すぐさまナースコールで看護師さんを呼び、当直の先生に診てもらうことに。

先生「恐らく耳下腺の腫れかと思いますが、頭頚部の先生にも聞いてみないと分かりませんね。現時点ではどうしようもないので、患部を冷やしながら翌朝まで様子見になろうかと思います。」

ただ熱がないので、原因は謎。

とりあえず、翌朝まで待つしかないとはいえ、こんな状況では寝るに寝れず。

更に悶々としながら、翌朝まで待つことに。


・・・


この度の入院記録は長くなるので、今回は分割して投稿します!

引き続き、よろしくお願いいたします!



 じゃにおか拝