どうもじゃにおかです。
筆不精なため、気づいたら前回の投稿から一週間も経ってしまいました
昔から本当に追い込まれるまで、本気を出さない人なもんで。
その結果、学生時代に留年しましたが。
さて、今回の投稿では年末年始の入院(初めてのIE療法)について振り返っていこうと思います
〇2020年12月29日(火)
お昼前にがんセンターに入院。
病院としては既に年末年始の休暇に入っていることから、正面玄関ではなく外来入口から進入。
入院窓口も当然閉まっているため、直接病棟へ。
入院直後、検査のための血液採取を受けた後、お昼過ぎに、病室で担当の先生とお話を。
先生「まず、先日(12/17)の血液検査の結果をお伝えします。化学療法の経過を見るための参考値ではありますが、ユーイング肉腫の腫瘍マーカーとしてNSEとProGPRという項目があり(通常の癌で用いられる指標だが、ユーイング肉腫にも用いられるらしい)、いずれの値も12/4時点のものよりも大幅に減少しております。また患部を外から観察してみても、左右差が小さくなってきているので、化学療法の出だしとしては順調かと思います。他方で、本日の血液検査を見ると、AST(GoT)やALT(GPT)といった肝臓の機能を調べるための項目が高い数値を表しています。CTやエコーで経過を見守りますが、肝硬変の疑いもあるので、引き続き注視する必要がありますね。あとは考えられる原因は例えば、酒の飲みすぎとかですかね~。」
わし「はぁ・・・・・・(;^ω^)」
先生「思い当たる節があるなら、大丈夫です(笑)いずれにしてもフォローしますんで。」
その後、病室で暇なので、ナースセンターの本棚にあった書籍を借りて読み始める。(自分の病気に関係のあるところだけ)
完全にめんどくさい患者やんモンスター化しないように気を付けないと(おい)
抗がん剤の副作用とか気になる記載をとりまとめて投稿したいんですが、なかなか筆が進まず。。。
〇2020年12月30日(水)~12月31日(木)
初めてのIE療法を開始。
食欲は落ちていないものの、やはり抗がん剤の影響か、夕方から夜にかけて頭がボーっとする。
大晦日の夕方にコンビニへ水を買いに行くものの、支払いを間違えたり、おつりを取り忘れるなど凡ミスが目立つように。
この日の夕食は年越しそば付き。
そういえば、気づいたら年を越していたような気が
〇2020年1月1日(金)
この日ぐらいから、朝は食欲があるのに、昼前に抗がん剤の投与が始まると食欲が落ちるし、ボーっとしてくる日々が続く。(入院中は必ずノートに記録を残しているんですが、年明けから記載が無かった)
とはいえ、今回の入院を通して食事を残したのは、この日と翌日の夕食だけだったかと思います。ご飯の量の調整もしましたが。
折角出してもらった正月料理に飽きてきたのもあるのかと(笑)
お通じも良くないことから、担当の先生がオススメする「グーフィス」という比較的新しい便秘治療薬を試してみると、大成功
not too soft, not too hard. 丁度いい感じだ(やめろ)
こんな気分(意味不明)
〇2020年1月2日(土)~1月3日(日)
5日間のIE療法(入院は7日)もいよいよ終わりが近づいてくる。
IE療法はVDC療法より入院期間が長いので、それだけで嫌なんですが、一番嫌なのが利尿剤を何度も何度も打たれてしまうこと
入院時に各病棟で体重を量るんですが、その体重を1.5kg上回るともれなく利尿剤を打たれて、強制的にお小水を排出させられます。
1日に抗がん剤以外に3L以上の点滴を打たれる他、そもそも水やお茶を良く飲む人(1日2L以上)なので、利尿剤を打っては5分おきにトイレに行くのは結構辛いものがあります
とはいえ、Ifosfamideは膀胱炎を引き起こす可能性があり、さらには二次癌(膀胱癌)の原因にもなり得るので、排せつは大事なことです。
そういえば、今回の入院では同室の患者さんが、たまたま自分と同じAYA世代の患者さんでした。
どこか話せるタイミングがないかなーと思っていたところ、トイレの前ですれ違ったので、話しかけてみることに。
わし「どもー。(サッ)」
挨拶の代わりにニット帽を取って頭を見れば、何も言わなくても一瞬で分かり合える
我々に言葉なんて必要ないんです
自分の方がはるかに年上とはいえ、若い患者さんと話せることの安心感といったら、形容しがたいものがあります。
翌日は「おじさんに奢らせなさい」とコンビニでの買い物に付き合わせたりする。
お互い頑張ろう
〇2020年1月4日(月)
待ちに待った退院の日。
この日は妻が迎えに来てくれました。(息子はお義母さんがお世話)
妻が出産のために実家に帰ってから、早くも3ケ月近くが経ってしまいましたが、振り返ってみると激動の日々が続きました。
まさに谷あり山あり。 楽しい人生だわさ。
まずは病気の寛解を目指しつつ、息子の成長を見届けなければ
妻に会った瞬間に泣くかもしれんなーと思ってたんですが、妻が意外と冷静だったので涙が引っ込んでしまいました。
いや、それでこそ我が妻。
〇退院後(1月5日(火)~)
退院翌日はジーラスタを打ちに再度がんセンターへ。
IEの副作用はほぼないと言って良かったんですが、ジーラスタを打って4日程経つと、やはり来ました。
心臓が鼓動を刻む度に、骨髄がズッキンズッキン痛む(前回は腰でしたが、今回は胸骨)
パラセタモールを飲むと少し落ち着くものの、4時間置きに痛みが。。。
この痛みは2日程すると収まるんですが、今回の化学療法の副作用の中では一番辛い
てか、そもそも抗がん剤ではないのに。
IE療法は投与期間が長い分、退院してから次のVDC(VAC)療法が始まるまでの期間が2週間しかありません。
ということで家族との楽しい時間はあっという間に過ぎて、早くも2回目のVDC療法が目の前に差し迫っています。
また暫く投稿が空いてしまうかもしれませんが、ちょこちょこ何か書いていきます!
引き続きよろしくお願いいたします。
じゃあの。
じゃにおか拝