The Jimmy Dore Show 益々多くのウクライナ人が戦うのを拒否 7分
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「<スクープ!>ミンスク合意を破っていたのはウクライナ軍だった! SOS! 真実を伝え続けるIWJが経済的に大ピンチ!」
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連中は偽情報ではなく情報の広がりを懸念している
2022年5月23日
ケイトリン・ジョンストン
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今月末までに、イギリスのプリティ・パテル内務長官が、ウィキリークス創設者のアメリカ引き渡し承認か拒否かを決める、ジュリアン・アサンジの運命最後の秒読み段階にある。パテルが歴史的問題のこの重要な時に両側から直面している様々な圧力に関して、ジョー・ラウリーアが、コンソーシアム・ニュースで新記事を書いた。
状況が沸騰する中、欧米報道機関が「偽情報」の危険について大見出し記事にしながら、同時に、アメリカ帝国が本質的に好ましくない情報共有を違法にする先例を作ろうと奮闘しているのが、どれほどばかばかしいか考えずにはいられない。
メディア監視団体「フェアネス・アンド・アキュラシー・イン・リポーティング「(FAIR)が「ウクライナの重要な事実を周辺化するのに役立つ「偽情報」レッテル」という題の記事で、マスメディアが、誤情報と知りながらの流布のみならず、帝国言説を紡ぎ出すには、本当だが不都合な情報に、偽情報レッテルを貼っている様子を書いている。
「アメリカの言い分を擁護するため、益々商業メディアは、アメリカの情報目標にとって不都合な現実に、ロシアや代理人に流布される「偽情報」だという烙印を押し始めた」とFAIRのLuca Goldmansourが書いている。
偽情報や誤報と戦うというの旗印の下で、オンラインプラットホームは検閲手順を強化しているが、そうしたエスカレーションは、常にアメリカに中央集権化した帝国による言説支配の狙いと歩調を合わせている。先日も、戦争や他の危機に関する「誤報」と戦うため、Twitterが検閲を拡大する新方針を採用し、ウクライナ戦争(何という驚き)がこれら新検閲政策を実施する最初の状況だと我々は知った。
そして表向き、ロシアや他から来る誤った考えからアメリカ人を守るよう作られた神秘的組織、国土安全保障省「偽情報統治委員会」を巡る最近の論争がある。この委員会の活動(それが何だったにせよ)は、悪意に満ちた沼の怪物で拷問擁護者のマイケル・チャートフが率いる見直しを待って「中断された」。活動は、偽情報に関する映画曲の替え歌を歌わない低姿勢な人物の指導下で、何らかの形で再開されるだろう。
そしてこの全てが、アメリカ当局者が、クレムリンに対する情報戦争に勝利するため、主流マスコミを使って、バイデン政権は国民に意図的に偽情報を押し込んでいたとマスコミに言った後のことだ。連中は文字通り、ロシアとウクライナに関して、全く根拠がない話を広めていたのに、誰もバイデン政府高官のソーシャル・メディア・アカウント禁止を要求しているようには思われない。
帝国にとって、偽情報は何ら問題ないので、偽情報問題に関して寡頭政治帝国が言うことと、実際にしていることの間には実に多くの矛盾がある。プロパガンダとウソを基盤に築き上げられている帝国には、プロパガンダやウソには何も問題がないのだ。帝国にとって真実が問題なのだ。
連中は偽情報を懸念しておらず、情報を懸念している。連中は、地球最大で最も殺人的な権力構造に関する不都合な真実を暴露するために、未曾有のインターネットの情報共有力を使うジャーナリストを懸念している。連中は、人々の全人生にわたり、世界や、国や、政府について連中がウソをついてきたことに人々が気づくことを懸念している。連中は、人々が、新たにつながった人々の心を協力して使い、彼らのために作った現状と違う、新しいものを作ることを懸念している。
オンライン情報の流れを操作するため、連中が今設定している、あらゆる予防措置は、ウソを削除するためにではなく、真実を削除するためにある。この連中は、物事を隠して、混乱した状態にしておくことに利益があり、我々普通の人々は、あらゆる不都合なことにスポットライトの光をあてることに利益がある。物事を隠しておくエリートの狙いは、物事を明らかにする人々の狙いとは、真っ向から対立する。
我々が真実を知ることだけを望む企業と政府の情け深い同盟によって、我々は保護されてはおらず、我々がウソを信じることを望む寡頭政治帝国に操られ虐げられている。それが、連中がアサンジを閉じ込めている理由であり、インターネットを検閲している理由であり、連中が我々の心をプロパガンダで満たしている理由であり、我々が連中を勝たせるわけにはゆかない理由だ。
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