日本の理想論と現実論

国連

これまでの３回のロシア非難決議の結果を比べると

３月２日　：賛成１４１、反対５、棄権３５、無意思表示１２

３月２４日：賛成１４０、反対５、棄権４８、無意思表示１０

４月７日　：賛成９３、反対２４、棄権５８、無意思表示１８

賛成が大幅に減り、反対が大幅に増

賛成と賛成以外の国の人口合算は 10億と70億くらいになるらしい。

大戦後、ヒトラーナチスを世界は糾弾するが、トルーマンアメリカの広島長崎への大量殺戮行為への批判はスルーされるのは何故なのか？

同じような狂人の仕業だというのに。

第五福竜丸（第五福龍丸、だいごふくりゅうまる）は、米国・ソ連の核兵器開発が急進展した冷戦時代に、アメリカ合衆国がビキニ環礁で行った水素爆弾実験により、多量の放射性降下物（死の灰）を浴びた、乗組員23名の遠洋マグロ漁船　ｳｨｷより

ビキニ環礁の原住民も広島長崎と同様のヒドイ被爆をこのアメリカの核実験により被っている。

アメリカの犯罪だけは何故許されるんだろうね？

大戦含めアメリカから見れば全て繋がった戦略だが、経団連御用達の日本記者クラブメディアのピンポイント報道ばかり読んでると、外交音痴になる。

自分たちの生活放ったらかしでﾛｼｱ批判して何になるんだろう。記者クラブの記者は潤沢な経団連の広告費で食ってるから、市民生活に疎いのだろうか。

ガソリン価格を見てご覧。馬鹿かと思う。

しかも彼ら大手報道企業は消費税納めるときのパーセンテージを低くして貰っているから、政府の言いなりだろう。

政治権力に対し言いたいことを言えない記者が、鬱憤晴らしに一方的なロシア批判していて、ウクライナ政府の非を書こうとしないなら、鬱憤は更に増すだけ。鬱憤すら持っていないかもしれないが。

銀行や金貸しが、貸したカネに対する利息に部分には利息を付けてはイケナイ。複利というらしい。

これと似たようなものに税金の二重課税というのがある。

所得税や法人税を申告納税した残りのカネに課税してはイケナイ。二重に課税してはイケナイというもの。

ビールを買うときにその価格には既に酒税が含まれているらしい、たばこ税も同様らしい。

この税を含んだ価格にまた消費税を課税しているが、本来の税の考え方からはご法度のはずだが、自公ウヤムヤ政治によって霧の中の喪中の最中がずっと続いているし、指摘する人もいない。

宇都宮さんはウクライナの件では頓珍漢なことを言ってるけど、サラ金のグレー金利を正した優秀な弁護士なんだから、ウクライナなんかは放っておいて、上記のようなことをやって欲しいと思う。

世界は自国に有利な益をもたらすように狡賢く動いているが、日本はそうではない。

現状、狡賢くないと外交にならないことを知るべきだ。

外交を知らない日本は外交したことがない。ず～っとアメリカ任せの外交だからだ。

アメリカの属国だという理由はこういうことなんだが、国民はずっとメディア洗脳されているから今更気づかないというわけなんだろう。

日本政府のするべきことは、どちらが勝とうが負けようが、日本国民の生活に支障をきたさないように今から策を練ることだろう。

場合によっては、不平等極まりない「日米地位協定」を対等平等な協定に作り替えるチャンス到来ある。

９条という理想を掲げながら、そのときどきで政治外交は国民にとり有利に立ち回るというのが現実論だ。

そして９条の理想を達成するために、世界に拡散して知ってもらうことから始めなくてはならないし、そのことが理想への近道だと思う。

これは市民外交でできる。