私が20代のころ、デパートで買い物をするとそのデパートのロゴや柄の印刷された

丈夫な取っ手のついた紙袋が当たり前だった。いまはレジ袋が当たり前。

 

スーパーやコンビニに陳列されている商品は、殆ど全てと言っていいほどプラスチック・ビニールで包装されている。

供給側の都合で包装形態が決まる。全てはコスト減。

だが、エコというならばソコへ規制なり負担を課すことを行政はするべきだ。

レジ袋だけが有料化され消費者負担は増える。それでも同じビニール製のエコバッグを新たに買うよりは、今あるレジ袋を10回使えば10分の1で済む。

本来、商品持ち帰りの為の袋はそのお店の”サービス”で行っているはずだから、それを行政がほぼ強制的に有料化させたというのは、企業サービスへの恣意的介入なのだ。

 

しかし市民の側も、雨の日の店の入り口で濡れた傘にビニールを被せて、有料のレジ袋買っている。

何の為に反エコを敢えて面倒なことをしてまでするのか不思議に思う。

そういう、もの考えない日本人が私は嫌いだ。

 

 

 

 

 

 

市民の日々の暮らしに照らして考えない政治家も役人も学者も馬鹿丸出しなのである。