県議会では、私が議員になって5年、毎回の議案に対する態度で「野党」の皆さんは自民党と全く同じ判断をされます。100%です。折に触れ明らかにするのですが周知できません。

 

国で主張していることと180度違う姿勢も珍しくありません。

国では「種子法復活法案」を共同提出しているのに、同趣旨の意見書を国にあげるよう求める請願は、またしてもオール与党で不採択。

 

参院選では「消費税10%反対」は共通政策のはずでした。同趣旨の請願はまたしてもオール与党で不採択にされました。

 

野党共闘に「配慮」してこれらの姿勢を不問にする向きもありますが、私は県民に誠実な発信をしたいと常々思っておりますので、この場もお借りします。

 

国と地方で政策判断が違う場面は稀にはあっても、重要な課題で国政での姿と真逆というのでは有権者への背信行為です。

 

カジノでは市議会への関心が高まりましたので市議会では「野党」がカジノの補正予算に反対すると言う異変が起きました。国政で野党が野党として機能しているのはひとえに関心が集まるからでしょう。

 

県議会のように関心の薄い議会では、例えば、カジノ反対を語りながらも、IR立地予定企業も対象にする企業誘致にオール与党で賛成です。カジノを応援する予算案には私たちは賛成できませんでした。

 

立憲野党の活躍に期待して投票した県民が自民党の票を伸ばしたに過ぎないことを知った時、どんなに衝撃を受けられるかと思います。これをお読みの「野党」支持者の方がいらっしゃるならぜひ、支持されている議員のみなさんにご意見を聞いてください。

 

藤沢市長選の何よりのショックは投票率が低いこと。またしても3割に達しませんでした。なんとか政治は生活に深く関わるのだと意識を持っていただくにはどうすればいいかと模索中です。