私たちが認識するべきことは、安倍自公の存立基盤が盤石ではないということである。


反自公勢力が一つにまとまれば、完全に自公と渡り合える。


上記の計数は、反自公が一つにまとまれば政権を奪還できることを示している。


現在の、すさんだ日本を変えるには、政治を変えるしかない。


その政治を変えるには、選挙という関門をくくり抜けなければならない。


自公の側は、とにかく選挙で勝つために、ありとあらゆることをしている。


その柱になっていることは、


1.自公の候補を一人に絞り込むこと


2.反自公の勢力を分断すると


なのだ。

 

これから沖縄で大事な選挙がある。


来年には、参院選がある。


政権交代を実現するには、まず、来年の参院選に勝つことが必要だ。


そのために、何をすればよいのかを定めて、実行することだ。


上述の自公サイドの二大戦術のうち、候補者の絞り込みは彼らが勝手に進めることで、私たちにはどうしようもない。


問題は2番目の戦術を明確に認識して、敵の戦術にはまらないことだ。


敵の戦術は明確だ。


反自公勢力を、「共産党と共闘する勢力」と「共産党と共闘しない勢力」に分断することを目指しているのだ。


前回選挙でも安倍首相は「民共共闘」をわめいていた。


その狙いは、まさに「共産党と共闘する勢力」と「共産党と共闘しない勢力」に分断することだった。


反自公サイドが二つに割れれば、目をつぶっても自公が勝つ。


これで自公が勝っているのだ。


自公の得票は2014年も2017年も24.6%で少数以下まで同一であり、これ以上でも以下でもない。


敵の戦術を知り、これをくじく。


そうすれば必ず勝利できる。


共産党を含む共闘態勢を構築することが何よりも重要だ。