【複製】異世界への扉
エレベーターで異世界への扉が開くという・・・・・・・。
まず・・・・・・
ひとりでエレベーターに乗る
そして、4階・・2階・・6階・・2階・・10階と
次々にボタンを押していく・・・・・。
この間に誰かが乗ってきたりしてはいけない。
10階に着いたら次に5階を押す。
5階に着いたら女の人が乗ってくるので
その人には絶対に話かけないように・・・・・・・・。
乗ってきたら1階を押す。
エレベーターは、ボタンを押した
1階には行かず10階に上がって行く、。
10階の扉が開くと
まったく別の時空間があるというのだが
定かではない・・・・・・・。
ただひとつはっきり言えることは
5階から乗ってきた女の人は
この世のものではないということです。
部屋にいたのは・・・?
帰りが遅くなったある夜のこと・・・
この日は電車で帰ることになり
駅を降りると家までは
しばらく歩かなくてはいけないのだが・・・
その夜は何だか妙な感じがしていた。
降りる駅というのは、踏み切りで
よく事故がおきる場所で魔の踏み切りと
一部の間では囁かれているからです。
電車を降りて踏み切りに目をやると
・・・・やっぱり嫌な予感は現実になったのです。
ちょうど線路と遮断機の間ぐらいに
白っぽい服を着たひとのような・・・
すぐに生きている人じゃない!とわかったので
目を合わせないようにした。
心のなかで『来るな!来るな!』と唱えながら
家の前まで来たとき背筋がゾッと・・・。
ドアを開けて部屋の電気をつけた。
そこにいたのは・・・
さっき踏み切りでみた・・あの白っぽい服の
女のひとが・・座っていた。
そしてぽつりとつぶやいた
『待ってたのに・・・。』