<メンテナンス実施日時>

2007年3月6日(火) 午前2時~午前7時頃予定

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人生で2度だけ
本格的な鼻提灯(はなちょうちん)を
生み出し、即、破壊した経験の持ち主
kiyoです。




記念すべき第1個目は

いつぞやのツアー中、松山で。
松山サロンキティというライブハウスで
いよいよ今からライブが始まるぞという時。
いや、むしろライブ中でした。。


ライブが始まる前にメンバーで気合い入れして
よっしゃいくぞ!と一人ずつ客席横の階段から
ステージに向かいます。

ファンのみんなは
思い思いの雄叫び。

メンバーも興奮します。

俺もステージに立ち、
キーボードをチェックし、
いつでもどうぞという状態です。

正直、

正直、

ちょっとカッコ付ける瞬間です。


あ、
おれの“カッコつける”とは、

あご(の下のたるんだとこ)に力を入れ、
腹をへこませ、
おケツに力を入れてヒップアップ
する事です。


体を文字で例えるなら、この作業で、
『1日』が『旧』ぐらいにはなります。

登場SEがフェードアウトして
shujiがハイハットでカウント!


本日のファーストインパクト!!!!

ドカンといきまっせ!!!!!!

ふんっっっ!!!






『 (誕生→)ぷゎっ    ンパッ(←破壊) 』










一瞬の出来事でした。。。

人生初の鼻提灯。。

力みすぎた俺は
その日、鼻水がとまらずに悪戦苦闘していた事を忘れ、
禁断の「鼻だけで呼吸」を敢行してしまったのです。。


もう俺は。。


俺はもう、

ただただ驚きました。。

最も緊張感と興奮が高まる
ライブ一発目の発音時に

見慣れぬ球体が俺の顔にぴったりと。。

そのミステリーボールは
一瞬にして自らを破壊し、
どこかへ消えたのです。。


俺は笑うしかありませんでした。
下を向いて、事の顛末を
頭の中でもう一度思い返し、整理をしました。

あかん。。

これが不思議な事に

整理がつけばつくほど、

落ち着きを取り戻せば取り戻すほど、




おもろいのです。




最前列のお客さんは後ろから押されて苦しそう。
後ろの人、ちょっとさがってあげて。

でも、目は輝いている。。

その後ろの人も

そのまた後ろの人たちも、

熱気と爆音で
ややトランス気味になっている。

この日のライブを待ってくれていた松山のみんな。

俺らも楽しみにしてた。


でも、

ごめん。

ごめんな。

俺はたったいま
意に反して生まれた鼻提灯というミステリーボールの
誕生と死を目の当たりにして


大笑いしているんだ。


“はぐれメタル”がはぐれていないぐらい、
珍しいものを見たんだ。


中には俺の名前を叫んでくれているファンの方も。。

ありがたい。


でも、

あえてこう言わせてもらおう。





『 そ れ ど こ ろ じ ゃ な い ん だ 』




あまりにも短すぎる
星の一生でした。。。


これが生まれて初めての鼻提灯。


もう1つは、つい先日、風呂場で。

そのまま飛んでいったろか思たわ。
まぁ、全裸やからやめといたけど。。。


いつものように
AHAで顔を洗って、よくすすいだ直後。




『        ぷゎ        』






俺はすぐさま
唸りをあげる右フックで
何年かぶりに再び姿を現したその
デンジャーボールを破壊した。

得た経験値は4だった。

1つ間違えば
自分を殴ってしまいそうな絶妙な距離感と正確さ。


今思えば
あのボールの中には
俺の体から発せられた二酸化炭素が
ぎっしりだったのか。と、
ほんの少しの愛おしさと親近感。。。


なんかあるか!!!!!!!



あのな、
鼻提灯てな、

びっっっっっっっっくりすんで!!


「なっ!!なにっっっ!!!」


って思うで。


しかも
その瞬間、びっくりしてしもて、
もう一回しぼませるなんて、でけへん。

ある意味、のび太は天才。


鼻提灯は
その瞬間を楽しむというよりは
あとで思い返して、ニヤニヤしながら
自分のその姿を客観的に想像して
楽しむアトラクションやな。



さて、
久々にやりたくなった
0件検索。

前回までは
あり得へん言葉を作って検索してましたが
「そら0件にきまっとるわ」
「ありそうな言葉でやらないとおもんないんじゃ」
などなど、
ヤイヤイ言われまくったので、

今回は一応ちゃんと日本語で。。。


いきまっせ。

マジで。ガチで。



「ケチャップに顔面を」



 0件!!!!
(Yahoo!検索)



うっわ。

気持ちええ。。。


飲まれへんビールが飲めそうや。。






steak

ごちそうさま。(ステーキかい)


ではまた。