幻想 | ROMANCE DAWN

幻想

結局バスは30分遅れで出発した

道のりは…

最悪だった

まず、冷房はガンガンに入れられていてめっちゃ寒い

タイでは特にそうやったけどだいたいの公共施設等では冷房はガンガンにかけている
昼間外にいるとくそ暑いけど、中に入ればくそ寒いといった場所がほとんど
くそ暑いかくそ寒いかのどっちか
中間というものがない


おまけに道が悪くめっちゃ揺れまくった
そのわりにバスの走るスピードはめっちゃ速い
やから余計揺れまくった

あざ出来てまうんちゃうかっていうくらい窓にぶっかりまくった

でもめっちゃ眠くなってくるから寝る
そして寒さとバスの揺れで目覚める
この繰り返しやった
あんま寝れたという気はしなかった
本気で苦しかった

途中夜食休憩があった
これは無料
フォーがでてきた
寒さと眠気で味はあんま覚えてへんけどおいしくはなかった

それにしてもこんな所に
店があるなんて…
多分完全にビエンチャンからルアンパバーンに行くバスに乗っている人たちにご飯を提供することで生計をたてているんだろう
夜遅いっていうのにまだ小さい子どもも手伝っていた

そしてまたバスに戻り、再び寒さと揺れとの闘いが始まった

なんやかんやで朝になった

すっかり山道になっていた
カーブがとても多かったけど、相変わらずバスのスピード早速い
さらに揺れまくる


外を見てみると、そこにはとても幻想的な景色が広がっていた


山々が広がり、その山々を霧が覆っていて、そこに朝焼けが一面に映し出されていた

まるでドラゴンボールの最初らへんに出てくるような光景だった

こんな場所があるなんて

やっぱ来てよかった