どうも、井上です!
今回は、前回の続きになります。
今回のテーマは『トイトイを狙うときの条件』です。
前回もお話しましたが、トイトイはリスクの大きい役なので、そのリスクを上回るリターンが必要になってきます。
そのため、トイトイを狙う場面は限られています。
5トイツのときは、よほどの条件が揃っていない限り、チートイツを目指すのが無難です。
では、その「条件」とは何なのでしょうか?
結論からいうと、
①役牌がある
②暗刻1つ+トイツ4つ or 暗刻2つ+トイツ3つ
③全体的に鳴きやすい牌である
これら3つの条件を全て満たしたときのみ、トイトイを狙ってください。
「なぜこの条件なのか」これから1つ1つ詳しく説明していきます。
まず①について。
この条件はトイトイに移行したほうが、打点が高くなることを示します。
ドラ
例えばこの手なら、面前で「チートイのみ1600」よりも、發をポンして「發トイトイ5200」のほうが打点が高くなります。
もしチートイでリーチしたとしても、裏が乗らなければ3200ですし、他家に振り込むリスクも負わなければなりません。
それならば、オリることも可能な「確定5200」のほうがいいですよね。
次に②についてですが、
この条件はリスク軽減+トイトイのほうが上がれる確率が高いことを示しています。
「リスク軽減」とは、暗刻があればその分鳴かなければならない回数が減り、手牌が短くならないということです。
「トイトイのほうが上がれる確率が高い」というのは、根拠を述べると長くなってしまうので、割愛させてください。
とにかく、1暗刻+4トイツならば、チートイツ聴牌よりもトイトイ聴牌のほうが速いということを覚えておいてください。
最後に③です。
これについては、まずはこの記事をもう1度読んでいただきたいです。
読んでいただけましたか?
鳴くにくい牌ばかりだと、その分リスクが高くなるということですね。
鳴きやすい牌というのは、鳴きにくい真ん中の数牌やドラとは反対の
ヤオチュウ牌(ex.)
28牌 (ex.)
です。
例えばこういう手牌なら、鳴きやすい牌が多いと言えるでしょう。
これらの条件を総合すると、、、
こんな手や
こんな手がトイトイを狙うべき形ですね!
ちなみに例外として、
こういった手牌で、ホンイツを狙いつつ、あわよくばトイトイというパターンもあります。
ここまでが、「トイトイを狙うときの条件」です。
実は、「チートイツかトイトイか」の判断基準は他にもあります。
しかしその判断基準は多く、初心者の方がそれを全て覚えようとすれば、
むしろ混乱してしまい、実戦で正しい判断ができなくなってしまうと思います。
さらに、実戦では判断のスピードが求められるので、ゆっくり考えている暇はありません。
上級者になれば素早く状況を判断し、様々な判断基準に照らし合わせて打牌を選択できるようになりますが、初心者のうちはそうはいきません。
なので、僕は初心者の方でも正しい判断ができるように、必要な判断基準だけをお伝えしました。
今は、この3つの条件を頭に叩き込んで、トイトイかチートイツかの判断をしていただきたいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!