
どうも、井上です!
前回は、喰いタンを狙うための「動きやすい形」についてお話しました。
しかし、「動きやすい形」だからといって、必ずしも喰いタンを狙うべきではありません。
喰いタンにはもう1つ条件があります。
その条件とは
『ドラ2以上であること』です。
これはどういうことかと言うと、「鳴き」にはデメリットがともなうからです。
これから鳴きの3つのデメリットをお話します。
1つ目は、防御力の低下。
「鳴き」という行為は、手牌をさらし、手牌を短くするという行為でもあります。
そのため、オリる牌が少なくなり、他家からリーチがかかったときに放銃してしまうリスクが高くなります。
2つ目に、役が相手にばれてしまうこと。
ホンイツ・・・同じ色の牌ばかり鳴いている、役なしの字牌のポン
トイトイ・・・1・9牌のポン、役なしの字牌のポン
タンヤオ・・・チュンチャン牌のチーとポン
というように、特定の役には特定の鳴き方があります。
これに河の情報(ホンイツなら1色の牌を捨てない)を加えると、
上手い人なら、どんな役を狙っているのかが分かります。
その結果、鳴きたい牌を鳴かせてもらえず、当たり牌を出してもらえなくなってしまうことがあります。
そして3つ目に、手が安くなること。
ここが最も強調しておきたいポイントです。
以前、「麻雀は上がれなければ意味がない」というフレーズを使いましたが、
「どんなに安い手でもいいからとにかく上がれ」というわけではありません。
8回の1000点より、1回の8000点です。
1人が上がれる確率というのは、統計的に25%しかないので、1半荘に2回しか上がれません。
その2回を、1000点で上がっていては勝てません。
極力、満貫を目指すべきなのです。
面前で手なりに打ってリーチすれば、たいてい満貫クラスになります。
(科学する麻雀によれば、子のリーチの平均点は約6000点、親のリーチは約8400点です。)
なので、基本的には鳴かずにリーチしましょう!
このように、鳴きにはこれだけのデメリットが存在します。
それでは、鳴きは極力しないほうがいいのでしょうか?
そうではありません。
これまで何度も申し上げたように、鳴きはスピードを上げるという大きなメリットがあります。
しかしその反面、防御力が低下し、相手に役を読まれ、手が安くなってしまいます。
それを補うのが「ドラ」です。
ドラが2つ以上あれば、役がタンヤオのみでも3900点以上になります。
3900点以上の点数であれば、手の高さとしては十分であるし、防御力の低下のリスクよりもリターンが上回ります。
相手に役を読まれるのも、リーチよりは上がりやすいので大した問題ではありません。
ドラの多い喰いタンは、スピードが早くてかつ手が高いので、他家にとってかなりの脅威となります。
ちなみに、例外としてドラがなくても喰いタンに向かうべき場面もあります。
例えば、オーラスで「1000点上がれば勝ち」の状況なら、デメリットを無視して喰いタンに向かうべきです。
他家の親を流すというテクニックもありますが、状況判断のできる上級者向けなので、初心者のうちにやるのはオススメできません。
基本的に、喰いタンを狙うのは
『ドラ2以上あって動きやすい形』
のときであると覚えておいてください!
最後まで読んでいただきありがとうございました!