
にゃん丸は、普段はこのエリアに来ることはないのですが、夏場の暑い時期だけ、夕方になるとここへやってきます。

こうして寛いでいると、涼を求めてやってきたようにも見えますが・・・
実際のところは、木の周りの地面から出てきて木に登ろうとする蝉の幼虫を待っているようなのです。
で、木に取り付いて登り始めた蝉の幼虫を見つけるとつかつかと歩み寄り、はたき落として食べていました。
にゃん丸以外にも蝉の幼虫を食べている猫はいるので、猫にとっては夏限定の味覚というところなのでしょう。
この付近には他にも何本も木があり、それぞれ蝉が羽化のためによじ登る姿が見られるのですが、にゃん丸が待っているのは決まってこの写真右側に写っている木の周り。
去年観察していると、どうもこの木が羽化のために登ってくる蝉の数が一番多いようなのです。
そういう木を心得ており、木の根元付近で待ってて労せず蝉をGETするにゃん丸、なかなか賢いヤツです。