では鳳凰卓第57戦中編2の開始です。
南3局1本場
これは、前局のアガリで断トツとなった親の対面に2巡目テンパイが入り、早過ぎるリーチが掛かった局面です。
このゲームは点棒を持った者にとことん甘い仕様になっていますよね。ここまであからさまにすると不正を疑われると言ってるでしょうに。って、もちろん、対面が不正を働いているなどと言っている訳ではないです。あくまでもシステムに対してです。
ちなみに、わたしも前々回のトップ目の南3局で、2巡目に七対子のテンパイが入ったんですよね。もちろん、それも仕様です。わたしは自分の時だけ実力だなんて言うつもりはありません。
親の対面から早過ぎるリーチが掛かった所、2メンツ完成となる引き。
まぁここはオリるにしても現物など1枚たりともないので、当たったとしても1翻の付かないオタ風を切るしかありませんね。
はい。
ここは確実に凌ぐのであれば唯一の現物となったがありますが、ここで
を切った所で結局次に切る牌がありませんよね。
もちろん、それでも自身の手が全く話にならないのであれば例え1巡でも凌ぎに行くべきですが、この手は一応カン
さえ埋まれば一気にアガリが見える手でもあるので、ここは一応押し返す目も残そうと生牌の
切りとしました。
はい。流石ですね。
こう言った押すのか引くのか微妙な時に正しい判断が出来るのは強いですよね。
まぁわたしはそうやって正しい判断をしても結果が伴わない事が多過ぎるのですが。
ここも同じようにを切ると思う人も多いとは思いますが、上家が
を通した事により現物が2枚となりましたし、一応生牌とは言え
も通せそうな事から、ここは確実に現物となる孤立牌の
を切るのが良いですよね。
はい。
まぁここは上家がを通した事もありますが、例え上家が通してなかったとしても、先ほどの理屈からここで唯一の現物
を抜いた所で次に切る牌が無い事と、こちらも1シャンテンとなりアガリも見える手となった事から、ここは
を切るべきなんですよね。
ここまで説明すれば、ここで切るべき牌は分かりますよね。
そうです。ここで唯一の現物を抜いた所で。。。と言う事となるので、ここは放銃のリスクを背負ってでもワンチャンスかつ自身に不要な
を切るべきなのです。
はい。流石ですね。
こうなれば当然勝負に出るべきですよね。
ちなみに、もしも先にを引いていた場合でも、ここは
勝負のカン
で追い掛けリーチに踏み切っていました。
はい。
結果は、下家から親の対面へリーチピンフで2900(3200)点の横移動となりました。
まぁこれは3着目の下家が放銃してくれたので、ある意味良しとする結果となりましたね。
南3局2本場
前局の下家の放銃によって下家との点差は僅か500点となりましたし、この手は明らかに面前で進めるべきではありません。よって、ここは絶対に仕掛けるべきですね。そして、当然のペンを嫌う
切りとします。
はい。
このような時でも「とりあえず面前で行けば非難される事は無い」と言わんばかりに面前で行こうとする下手な人も居ますが、鳴くべき牌を鳴かないのは下手でしかないんですよね。
我慢する麻雀は懐が深い?直ぐに鳴ける牌を鳴くのは軽い麻雀?笑えます(笑)
ただいつも通りにバカの一つ覚え麻雀しか打てない者が何を言っているのやら。。。
ここは1000点でもアガって次局のオーラスに下家よりも点棒を持った状態で臨める事が、一体どれだけ有利な事か理解出来ていますか?と言う話なんですよね。
いや~もう笑うしかないですね。
ここまでコケにされますか。
を引いた時はこのままテンパイさえも入らないような気がしましたが、意外にもテンパイが入りましたか。
まぁ流石にこの待ちならアガれるでしょうね。わたしの仕掛けは役牌バックには見えない?ので、対面と持ち持ちでない限りはくらい出て来るでしょう。
下家の現物は1枚たりともありませんが、ここは一旦回し打つ対子落としも有りますね。わたしの手は頑張った所で1000点の
バックですし。。。
ただ、それでもここは勝負なんですよね。
と言うのは、下家とはラスを競っているので、ここでアガるのとオリて下家に加点されるのでは雲泥の差が生じますし、下家からリーチが掛かった事により、逆に脇の二人からの対子落としなども狙えるようになったとも言えるんですよね。
よって、ここは押します。
はい。麻雀の何たるかを分かっていますよね。
まぁこれはのノーチャンスだと思う人も居るでしょうが、そうではなく、ここは勝負所なのでドラと言うのは関係なくこれも押します。
はい。
結果は、わたしと下家の二人テンパイ流局となりました。
この待ちでもアガれないんですね。。。
まぁ今回は下家にも同じ事が言えますが。。。
では後編へ続きます。