天鳳鳳凰卓第56戦(2回目)『最後は選択ミスなのか？(後編)』

では鳳凰卓第５６戦後編の開始です。

南３局

上家からが出ました。

この手は既に役１赤２の３９００点は確定していますし、ドラがなので満貫になる可能性も十分有りますね。それに、３着目の上家とは現在３６００点差なので、ここは例え３９００点であろうともアガリ、次局のオーラスは上家よりも上で始まった方が確実に有利なんですよね。よって、ここは迷わず仕掛け１シャンテンに構えます。

上家から早過ぎるリーチが掛かった所、無筋の引き。

とは言え、上家の現物など１枚たりともありませんし、仮にあったとしても、この手とこの局は完全に勝負所だと思うので、ここはもうアガリしか見ず攻めて行こうと思います。

とは言え、わざわざ先に危険度の高い牌を切って刺さるのはバカでしかないので、一応安全度の高い順から切って行く構えです。よって、ここは上家がツモ切りと言う事から、ツモ切りとしました。

中筋となる引き。

本来であればここはの２度受けなので、中膨れとなるを残し新たな良形ターツを求めたい所ではありますが、やはり上家からの先制リーチが掛かってしまっているので、ここはよりかはまだ安全度が高そうな中筋のツモ切りとします。

はい。

上家からチーテンに取れるが出ました。

当然のチーテンに取りますし、テンパイが入れば後はどこまでも全ツあるのみですね。

これは、上家のをチーテンに取った所、下家にドラのが喰い下がった局面です。

うーん。。。わたしはこんな所までツイていないんですよね。

これは、上家のリーチとわたしの２副露を受けたトップ目の下家が、万全を期してたった今通ったばかりのを切らず、２枚切れの切りとした局面です。

いや～これは素晴らしいの一言に尽きますね。

ただ、こうして守備力の高い人にこうして流れる事もまたツイていないように思います。まぁドラのは絶対に有り得ませんが、くらいなら切っても全然おかしくはない状況ですからね。。。と言うのは、ここでを合わせて？おかなければ対面やわたしに後に当たり得る牌となってしまう可能性も十分有るからです。ですが、下家は既にわたしに当たる可能性もあると思っての止めなんでしょうね。素晴らしいです。

無筋かつかなり危険に見える引き。

とは言え、ここでオリるような人は弱者なんですよね。

もちろん、が結果的に通るから言っている訳ではないです。そう言う事ではなく、このような勝負所で日和ってしまうような人はダメだと言っているのです。よって、これもノータイムでツモ切りとします。

はい。流石先生ですね。

無筋かつかなり危険に見える引き(笑)

次から次へと。。。

ただ、これも当然切ります。

はい。流石です。

結果は、親の下家以外の三人テンパイ流局となりました。

これでアガれないのはどうしようもないですね。

南４局１本場

何と場風のが暗刻となり早くも１シャンテンになりました。

ここはあまりにも早過ぎたので良形ターツを求めようと切りとしてしまったのですが、どう見ても受け入れ枚数に差があり過ぎるので、ここは一択でしたね。

ちなみにラス抜け条件を言いますと、３着目の上家とは２６００点差なのですが、供託１本と１本場なので、３００・５００ツモ（ツモなら何でもOK）、上家から１０００直撃、脇から１６００以上出アガリ（１３００では上家と同点の席順で負け）となりますね。まぁかなり緩い条件となりますが、この暗刻により５０符が確定したので、これでリーチを掛けなくとも誰からでも１６００点をアガる事が出来るようになりました。

ですよね。。。

前々巡にを引いたのでを切った所、テンパイとなる引き。

まぁこうなるとは思いましたが、わたしは必ずこうして選択を虐げられてしまうんですよね。

みなさんならここは何を切ってどうしますか？

先生の答えや結果を観てから言い分を変えたりせず、この場で１０秒以内にお応え下い(笑)

はい。

ちなみに、わたしはやはりここはリーチを打つ必要性は無いので、を切ってダマに構えた所でが出易くなる訳ではない事と、ダマに構えるのであればを引いた時にリャンメン変化があると言う事から、切りカン待ちダマに構えました。

先生は切りモロ引っ掛けリーチですか。

もちろん、それも有るでしょうし、を切るからにはわたしも即リーチだと思います。ただ、ここは５０符１翻の１６００点となったので、脇からの出アガリも出来るだけにダマに構えたいんですよね。。。

ちなみに、引きであればが暗刻として機能しないのでリーチを打つ必要性がありますし、が重なってのテンパイであれば迷わずに済んだんですよね。。。もちろん、引きなら待ちの即リーチしか有り得ませんが。つまり、何故迷うを引くのかと言う事なんですよね。。。

一応マンズの一色手の渡りもある引き。

この手はメンホンになれば６０００点差の親の対面も一撃で捲る事が出来ますが、天鳳はとにかくラスを回避する事が重要となるので、誰から出てもラス回避となる条件を満たしているテンパイを崩す事など絶対に有り得ません。よって、当然のツモ切りとします。

はい。当然ですよね。

仮に、この後にくっ付いてメンホンの満貫をアガって２着浮上となったとしても、ハッキリ言って、そんな人は所詮運だけのお遊び麻雀でしかないんですよね。それくらい有り得ないテンパイ崩しなのです。もちろん、これがではなくなどの牌だったとしても、テンパイ崩しは無いと思います。

モロ裏目のアガリ逃しとなる引き。

うーん。。。頭が痛い。。。

まぁ先生はカン待ちリーチだと言っていたので仕方ないの一言で済ますのは違うのかもしれませんが、ただ一つ言いたいのは、切りカンダマが明らかなミスとは絶対に言えないと思うので、何故わたしはいつもこうして裏目を引くんだと言いたいですね。。。仮にこれが受け間違いだったとしても、それでも運だけでアガっている人なんていくらでも居ますよね？問題はそこなんですよね。