では鳳凰卓第53戦後編の開始です。
南4局1本場
対面から親の下家へ役1赤1で2900(3200)点の横移動となりました。
南4局2本場
ちなみに、ここでのラス抜け条件を言いますと、3着目の上家とは10500点差、2着目の親の下家とは19500点差、そしてトップ目の対面とは20800点差なので、満貫ツモ(2本場なので上家を100点捲る)、上家から5200直撃、脇から跳満出アガリが条件となりますね。
これは、何と早くも親の下家にテンパイが入り、単騎の仮テンダマに構えた局面です。
このゲームは本当におかし過ぎますね。
ここまで露骨にやると不正を疑われるだけなのですが。。。
って、その前に下家は単騎ダマに構えましたが、ここは絶対に
切りリーチの変則
待ちとすべきですよね!
はい。当然ですよね。
下家とトップ目の対面との差は1300点なので、ここは何でもアガリさえすれば良いのですから。
こんな運だけの手を貰っておきながらミスするんですね。
これは、早くもテンパイを入れていた下家が、を引いてタンヤオ確定のノベタン待ちへとあっさり変化した局面です。
いや~もう笑うしかないですね。
羨ましい限りです。
まぁここは当然素直にを切りますが、これで一応七対子も視野に入れますね。
ここはメンツ手と七対子の両天秤に構えるのであれば切りとなりそうですが、このような1メンツも無い七対子1シャンテンの時は七対子一本に絞りたいですし、この点棒状況のわたしが仕掛ければほぼドラの
が対子以上なのは見えてしまい、
などまず出ない牌となってしまうと思うので、ここはメンツ手の未練を断ち切る為にも1枚切れの
切りとしました。
まぁそれが自然ですね。。。
これは、トップ目の対面に2副露目となる仕掛けが入った所、上家が出来メンツのを抜いて差し込みに行った局面です。
今だけは勘弁ですが、やはりこれを出来る人が強者なんですよね。
これは、とっくにテンパイを入れていた親の下家が、上家の差し込み気味のを見た途端、このままではマズいと思いツモ切りリーチに踏み切った局面です。
いや~これは上級者ならではの攻防ですよね。
分かる人には分かると思いますが、これは「ドラのを切るくらいであれば」なんて低次元なツモ切りリーチではなく、上家にこれ以上対面に差し込ませない為のリーチなんですよね。
ちなみに、下家からドラのが出ましたが、既にこの手は七対子一本に絞っているので、当然のスルーとします。
はい。
これは、おそらく次にを抜こうと思っていた上家が、親の下家からリーチが掛かってしまったせいで切れなくなり、渋々安牌の
切りとした局面です(笑)
いや~面白いですね。
今の設定は面白くありませんが、やはりこう言ったレベルの高い攻防こそが鳳凰卓ならではだと思うので、素直に楽しいです。
そんな所へ設定は不要じゃないですか?
点棒を持っている者に何故か仕組まれたように早い手を入れたり、落ち目の者はどうやっても負ける事が決まっているかのような展開や掴ませをしたり。。。そんなん無しで腕で勝負しましょうよ。
親の下家からリーチが掛かった所、何とが重なりテンパイが入りました。
ただ、ここはどうするべきなのでしょうか?
まぁを切って現物の
で待つ事だけは間違いないのですが、問題はリーチを掛けるかダマに構えるかですね。。。
と言うのは、現状で七対子ドラ3のテンパイなので、ダマに構えた場合のアガれる条件を満たしているのは、ツモアガリ、上家からの出アガリの2パターンなんですよね。ですが、リーチを掛ければ跳満確定となるので、その場合は誰から出ても条件を満たせるのです。
「だったらリーチじゃん」と思う人も居るでしょうが、その場合は上家からのオリ打ちが期待出来なくなってしまうと言う問題も出て来るんですよね。。。
ここは迷いましたが、正直、決め切れずに切り
単騎ダマに構えました。
先生もダマでしたか。
やはり、これを出来る人が強者なんですよね。
次巡、やはり下家や対面からが出た場合は悲惨な事となりますし、この並びでは上家から山越で当たるのは至難の業だと判断し、
カラ切りでリーチに踏み切る事としました。
ここまで育てたのは決して運だけではありませんが、最後くらいわたしにも運だけのラッキー大捲りなんてのが訪れても良いはずですよね。もしここで大捲り出来るのであれば、設定などと言った事はお詫びしても良いです!
先生はやはりダマ続行なのですね。
結果は。。。親の下家にリーチタンヤオツモ赤1で3900(4100)オールをツモられました。
やっぱりこのゲームは設定ですね!
ちなみに、ここで下家がツモリさえしなければ、2巡後にで跳満のツモアガリとなっていました!その場合、下家も捲って2着浮上となりますが、対面が3万点を割ってしまうので西入になりましたか。
って、それ以前に下家が待ちでリーチを掛けていれば、もっと早くわたしが
で放銃となり結局ラスだったのではないでしょうか。