実は最近何をやっても落ち目なので先生が復帰するまで休養でもしようかと思ったのですが、やはり打ちたい欲求を抑える事が出来ないのと、先生の診断を載せない分早く次に行けるのも事実なので、ここは発想の転換で「この機」にサクサク打ち進めるのも手かなと思いました。
では鳳凰卓第51戦前編の開始です。
東1局
親の上家から下家へ役1のみで1000点の横移動となりました。
東2局
とは言え、この手は仕掛けが効かず面前では苦しそうなので、やはり七対子の目は残したいですよね。よって、ここはまだ両天秤に構えるツモ切りとしました。
これはツモ切る手もありますが、やはりこの手は七対子を本線としたいので、ここは危険度の高い切りとしました。
ここは七対子に決めるのであれば辺りを切る手もありますが、やはり最悪は形テンでの連荘も視野に入れたいので、先ほど引いたを切る事としました。
これはいつも言っている事ですが、このように7枚あるドラの内2枚しか見えていないような時は誰かに固めて持たれているケースも多々あるので、そう言った時は相手の手を過大評価するくらいが丁度良いんですよね。よって、ここからは上家に当たり得る牌を切らない現物の切りとします。
何とダブドラとなるが重なり、七対子の1シャンテンになりました。
こうなれば攻めたい気持ちはありますが、それでもこの巡目の七対子1シャンテンでは弱いので、ここはやはり安全度を重視する切りとします。
結果は、上家にタンヤオドラ1赤1で1000・2000をツモられました。
東3局
ここはが現物で打てますし、もしもが対子であれば1鳴きしている可能性も高そうなので、ここはを仕掛け1シャンテンに取る事としました。
下家に無筋となるを掴んだ所、上家からチーテンに取れるが出ました。
ソウズは全て通りそうなのでスルーとする手もありますが、下家に当たり得る牌はまだ他にも沢山あるので、ここはチーテンに取る事としました。
結果は、親の下家にリーチツモドラ2で3900オールをツモられました。
東3局1本場
この手はどう見ても交わし手なので、仕掛けてタンヤオ確定とする切りとしました。
ここは危険度の高いを残したくはありませんが、やはりやを引いてのピンズの伸びにも対応したいので、ここは素直に安牌の切りとします。
1000点確定の安い手ではありますが、先ほども言ったように、7枚あるドラの全てが見えていないような時は誰かに勝負手が入っているケースも多々あるので、こうしてテンパイを入れアガリ切って交わす事も大切な事なのです。
結果は、上家にツモのみで300・500(400・600)をツモられました。
東4局
上家に明らかなピンズの一色手仕掛け、下家に役牌バック、あるいはソウズの一色手のような仕掛けが入っている所、456の三色1シャンテンとなる引き。
嫌な局面ではありますが、例えカンでもマンズ待ちになればアガれそうでもあるので、ここは素直に1シャンテンに構える切りとしました。
ちなみに、を引いてテンパイした場合、今よりも下家の手が進んでいそうな時は、ドラのが打ち切れないのでテンパイ取らずの切り、現状のままであればカンで即リーチ、カンが埋まった場合はアガリ易さ重視でドラのを切ってのリャンメン待ちリーチとする構えです。
こうなれば先ほども言ったように、456の三色などには受けずアガリ易さ重視とするドラの切りリーチとします。
結果は、リーチピンフツモ裏1()で1300・2600のツモアガリとなりました。
ちなみに、456の三色に受けていれば跳満だったと思う人も居るかもしれませんが、が3枚切れなどであればともかく、2枚切れの状況でリャンメン待ちを否定してまでカンチャン待ちに受けるのは明らかにミスだと思います。
そんな結果論で正解不正解を決めているようではダメなのです。
南1局
下家から早過ぎる何でも有りのようなリーチが掛かった所、無筋の引き。
このゲームは点棒を持っている人が有利に働く事が何故か本当に多いですよね。
まぁそれを言っても仕方ないのでここは何を切るのかですが、現物どころか通りそうな牌すら1枚もありませんね。
まぁこのような時は端牌で複数枚ある牌を切るのが正解となるのですが、今回はとが共に3枚づつ見えているので条件は同じに見えますよね?ですが、実は決定的な違いが一つだけあるんですよね。何か分かりますか?
そうです。今回はが既に4枚とも見えているので、もしもで刺さってしまった場合でも、が裏ドラになる事だけは絶対に無い事が判明していると言う事ですね。それに対し、はが2枚見えなだけなので、が裏ドラになってしまう可能性も一応はあると言う事なのです。細かいようですが、どちらを切っても同じ状況なのであれば、より損となる方は切らない方が良いのは当たり前の事なんですよね。おそらく、先生もここはではなくだと言うはずです。(先生、早く戻って来て下さい淋しいですw)
結果は、対面から下家へリーチ役1で2600点の横移動となりました。
ちなみに、下家はわたしが切ったをスルーとしたのではなく、切った巡目に重ねたんですよね。
南2局
既にが3枚見えとは言え、3メン形は当然残しますよね。ではここはカンかカンのどちらを嫌うのかですが、やはり今回のように大して場況が分からない時は、単純に見えている枚数で判断するしかないですよね。よって、ここは1枚切れのカンを嫌う切りとします。
これは、上家がリャンメン2つの1シャンテンとなるを引いた所、何故か危険牌となるを残し、2枚切れの安牌を切った局面です。
有り得ませんね。
まぁ上家はあわよくば456の三色も見ているのでしょうが、ハッキリ言って、この手が上手く456の三色になる事など極めて稀だと思いますし、この手とこの局面でリスクの高いを残すようではダメですよね。先生も絶対にここは「を選びたい!」と言うはずです。
こう言っては何ですが、やはりこう言ったバランスの悪い打牌をするかしないのか一つで、その人の強さが分かりますよね。
ね?わたしの言った通りでしょ?
わたしは被害妄想が強いのでも言い訳が多いのでもなく、何故かこうして皮肉れたテンパイ形ばかりになるんですよね。実際、ここでも「どうせまたが埋まるんだろうな」と思っていたのです(笑)やはり、こう言った時にやを重ねられる人が勝ち越せるんだと思います。
いや~やはりこう言ったミスを犯した人には、是非テンパイが入って一発放銃となってもらいたいものですよね。
上家に惜しくもテンパイが入らなかった所w、フリテンかつ現物となる引き。
なぜなら、もも3枚見えとツモれる条件は同じですが、は下家にも上家にも無筋となる牌なのに対し、は下家にも現物となるからです。やはり、こう言った細かな所まで気が回るかどうかが強さとなるんですよね。
何でやねん!
このゲームは本当にわたしに恨みでもあるのでしょうか?
このような裏目ばかり引かせて。
で、もしもそれを逆手に取って逆に打ち出せば、今度は裏目の牌が来ないんでしょうね。しかも、その場合は悪手率も高くなるだけなので、ただの下手糞と思われて終わりなんでしょうね。
ここはを切ればとなるのですが、が既に4枚見えなので実質は4枚見えの待ちとなるんですよね。しかも対面は切りリーチなので、おそらくソウズは全て通せて凌げそうでもあります。ただ、南2局とは言え、こちらは3着目のドラ2の親番でもあるので、勝負に出たい気もしますよね。。。
ここは迷いましたが、やはり3着目が7700点のテンパイを入れてオリるのは違うかと思い、ギャンブルではありますがリーチに踏み切る事としました。
ここも先生ならどうするのか聞いてみたいですよね。
結果は、対面からリーチドラ1赤1裏2()で12000点の出アガリとなりました。
いや~まさかアガれるとは思いもしませんでしたが、ここはやはりリーチに踏み切って正解だったのでしょうか?そして、やはりと言うべくラス目は当たり牌を掴まされる運命にあるんですよね。わたしは決して流れ論者などではありませんが、こう言っては何ですが、このゲームはそう言ったゲーム性が有るのも事実なように思います。もちろん、今後もそう言った事で判断する気は一切ありませんが。。。
では後編へ続きます。