では鳳凰卓第50戦中編の開始です。
東3局1本場
このような時に無理にドラのを残してまでターツを嫌うのは損でしかないので、ここでドラの
を見切ります。
下家に明らかに安そうな3副露が入った所、上家からが出ました。
この手はリャンメンターツが3つなので面前でも仕上がりそうとも言えますが、やはり3副露の下家に圧倒的に速度で負けているので、ここは仕掛けてスピード勝負とします。
ただ、この手は一応567の三色に仕上がれば役1三色赤2の満貫が狙えるので、今回に限ってはからではなく
から切りたいですよね。
上家にを仕掛けられ
待ちテンパイが入った所
、ヘッドレスの1シャンテンとなる
引き。
終了ですね。。。
結果は、親の上家へ役2で2900(3200)点の放銃となりました。
うーん。。。わたしは本当に間が悪いですよね。
普段からターツを嫌う順序なども丁寧に打っていると思うのですが、今回は1000点が2000点になると言う程度で三色目を残した訳では無く、3900点が7700点になる可能性が有るからこその残しだったんですよね。
それがこんなにも上手い具合に裏目となるのですから。。。
東2局2本場
対面からリーチ、親の上家に3副露が入った所、1シャンテンとなる引き。
ここはオリるのであれば2件に現物となるとなりますが、何度も言って来たように、ここで唯一の現物
を抜いてオリた所で次にオリられる牌が1枚たりとも無いんですよね。
よって、ここは一応でも1シャンテンなのであれば自分都合で打とうと、無筋の切りとしました。
結果は、対面から親の上家へ役1ドラ1赤1で5800(6400)点の横移動となりました。
東3局3本場
世にも珍しい四風連打となりました。
東3局4本場
ここは牌効率だけで言えば孤立牌のかドラの
になると思いますが、流石にこの手からドラの
は切りたくないですし、
を残せば3メン形やタンヤオの種にもなる可能性があるので、ここは愚形のペン
ターツを嫌う
切りとしました。
ちなみに、わたしはブロック数が足りてもいない時のシャンテン数落としはほぼしませんが、流石にここでドラのは当然として、
を切ってしまうのも悪手なように思います。是非先生に聞いてみたいですね。
(先生が復帰されたら改めて載せたいと思います)
わたしは不確定な三色を無理に狙うのは損でしかないと思っているので(俗に言う三色オジサン)、ここで三色は見切る切りとします。
ちなみに、下家の手を覚えておいて下さい。
こうなれば中途半端に6ブロック維持とするのではなく、5ブロック+補助牌に構えるのが1シャンテンとなった時に一番強い形となるので、ここは対子落としが正着打となりますね。
これは、下家がと連続で引き入れ、あっさりとトイトイに変化した局面です。
まぁ下家は1300点が5200点になるので当然トイトイに受け替えるでしょうが、それにしても上手く出来ていますよね。
これは、対面が下家から出たのチーテンに取れた所、
が打ち切れずチーテン取らずとした局面です。
これは素晴らしいですよね。
実際が当たり牌だからと言う意味ではなく、対面はチーテンに取った所で1000点ですし、7枚あるドラの内
の1枚しか見えていないので、下家や親の上家に危険牌となる
を勝負するのはリスクが高いと言う事なんですよね。
やはり、このようにバランス良く打てる人は強いですよね。
わたしは対面とは違い勝負手ですし、下家もドラのが対子やまさかのトイトイの場合以外は安い可能性が高いので、ここは1シャンテンに取りたいですよね。
よって、
切りとしました。
結果は、下家へ役1トイトイで5200(6400)点の放銃となりました。
うーん。。。
まぁ確かにも
も危険牌ですし、巡目も巡目なので打たないと言う人も居るでしょうが、この下家の捨て牌でトイトイと言うのは極めて稀なんですよね。
ただ、ここは同じ当たるにしてもが4枚切れなので、
を切るべきだったかもしれませんね。
東4局
この手はがありますし、上手く行けば456や567の三色なんかも有るかもしれませんが、既にピンズだけで4ブロックと言う事もあり、ここは仕掛けて一色手に向かった方が良さそうでもありますよね。よって、仕掛けて一色手まっしぐらとします。
下家にを鳴かれてしまいましたが、だからとこの巡目から
を絞って一色手を諦めるなんて事は有り得ません。よって、仕掛けて
をぶった切ります。
これは、何と早くも上家にテンパイが入った所、何故かダマに構えた局面です。
こんなの絶対に即リーチしか無いと思うのですが。。。
結果は、上家にピンフツモドラ1で700・1300をツモられました。
いや~これは助かりましたね(笑)
まぁこのような「おかしい」と言い出した途端にこうなるのは偶然では済まされないと思っていますが、上家は当然の即リーチとしていれば、リーチピンフ一発ツモドラ1裏1()の跳満になっていたんですよね。
つまり、わたしはやはりと言うべく跳満の親っ被りとなっていたのです。
南1局
ここは打点も欲しい所なのでドラのを残す手もありますが、やはりこの手はタンヤオだと思いますし、南場のラス目とは言えまだ親番も残っているので、ここは素直にドラの
切りとしました。
ここはもう何度も言って来ましたが、このような時は愚形は厚く良形は薄く構えるのが基本中の基本となるので、ここで切るべき牌は絶対になんですよね。
キチンとした手順で打った結果、絶好のカンを引き入れテンパイが入りました。
当然の即リーチとします。
結果は、わたしの一人テンパイ流局となりました。
こうしてキチンと打っても結果に反映されないのがわたしなんですよね。
では後編へ続きます。