えっと、みなさんご存じかと思いますが、現在ニコニコ動画やNAGA牌譜解析サービス等が使用出来ない状況となっており、先生の診断を受けられないんですよね。。。
わたしはかれこれ1年以上も先生と共に歩んで来たので、先生あってこそのブログと言っても過言ではなくなっていたのです。
復旧と共に再開する予定だったのですが、どうやら一カ月以上復旧しない可能性もあるとの事なので、仕方なくそれまでは先生抜きで進めて行こうと思います。
一日も早い復旧を願っております。
では鳳凰卓第49戦前編の開始です。
東1局
これでタンヤオが見えて来ましたね。
そうなればタンヤオの1翻もドラの1翻も同じなので、だったら仕掛けの効くタンヤオにした方が明らかに有利だと、ここでドラのを見切ります。
って、本来であればここで先生の診断を載せ、「ですよね」となるはずだったのですが、先生の診断が無ければわたしの「主観に過ぎない」と思われてしまうだけに思えて。。。何だか辛いです。
この手は愚形が多く面前では明らかに厳しいので、ここから仕掛けて喰いタンに向かいます。ただ、ここで切るのは当然となり、もしもダブ
が重なるような事があれば、ダブ
バックの仕掛けとして進めて行きます。
先生はこのような時はスルーとするイメージですが、わたしは例え最終的に単騎待ちになろうとも一手進めた方が有利だと思っているので、これも仕掛けます。
ここは先生の意見を聞いてみたい所だったのですが。。。
これは、対面にドラのが重なり七対子ドラ2のテンパイが入った所、生牌の
単騎をダマに構えた局面です。
ここはリーチに踏み切りたいですよね。
と言うのは、対面の捨て牌はオーソドックな捨て牌で七対子には見えませんし、わたしの仕掛けは2つともポンではありますが、特にが危険と言えるような捨て牌でも無いので、ここは例え生牌であろうとも裏次第で跳満にも倍満にもなり得る即リーチとしてしまった方が有利だと思うからです。
ここは全員に両筋の無筋となるを残すよりも、例え1枚切れでも1件には現物となる
単騎に構え、後に待ち替えをする時に若干でも切り易くしたいですよね。
結果は、上家から対面へ七対子ドラ2で6400点の横移動となりました。
東2局
これは、上家が対面から出た1枚目のオタ風を仕掛け、何と早くもドラの
バックのポンテンを入れた局面です。
これは焦り過ぎな気もしますね。。。
と言うのは、仮にこれが役牌の仕掛けであったり、喰いタンにも見えるような中張牌の仕掛けだったりすれば、特に役牌バックを警戒される事も無いので十分有りだとは思うのですが、ラス目がいきなり1枚目のオタ風を仕掛けてしまえば、やはり一番警戒されてしまうのがドラのバック(既に暗刻)となってしまうんですよね。
よって、わたしであれば絶対に仕掛けないですね。仮に2枚目のが出ても我慢して見送りたいです。ただ、カン
チーや
ポンの
バックテンパイは絶対に取ります。その仕掛けであれば
が出て来る可能性も有ると思うので。
これで余剰牌がドラのだけとなりましたが、上家の仕掛けは一切関係なく、やはりこのようなクズ手から生牌の役牌のドラを切るべきでは無いので、ここは2枚切れとなったカン
を嫌う
切りとします。
ここでも再び余剰牌がドラのだけとなりましたが、ここでようやく上家の仕掛けを考慮するんですよね。
と言うのは、手牌だけで言えば、ここでドラの
を見切る人が居てもおかしくはないと思うのですが、やはり今回は上家の仕掛けが役牌バックやトイトイに見えるので(あるいは両方)、その仕掛けに一番切ってはいけない牌がドラの
となるんですよね。よって、ここはカン
ターツを嫌う
切りとしました。
これで上家に役の付く字牌で見えていないのがドラのだけとなったので、かなりの確率で
は鳴かれてしまう(刺さってしまう)事が判明しましたね。
もちろん、既に暗刻のレアケースやトイトイの可能性も有りますが、上家の持ち点から言ってトイトイのみとは考え難いので、やはりドラのバックや暗刻が最有力候補となりますよね。
ここはとりあえず切りも有りますが、ドラの
が絶対に切れないと言った状況となったので、これ以上手作りしても意味が無いですよね。よって、ここは上家の切ったばかりのノーチャンス
を抜いてベタオリを開始します。
親の下家がを切ったので合わせた所、上家に現物、そして喰いタン模様の親の下家にも安全そうな
引き。
とは言え、これは親の下家に形テンを入れさせてしまう可能性のある牌ですよね。実際、もしも切っていれば、下家にまず間違いなく形テンを入れられていたと思います。
ですが、ここは下家に形テンさえも入れさせぬよう、手牌で一番鳴かれそうの無い中筋切りとしました。
ですが、わたしはが下家に鳴かれてしまう恐れのある牌だと認識しているので、ここは
ではなく下家が切った
切りとしました。
やはり、同じオリるにしても、こう言った所までキチンとケア出来るのが上級者なんですよね。
結果は、上家の一人テンパイ流局となりました。
人によっては「2巡目のポンテンでアガれないとはツイていない」などと思う人も居るかもしれませんが、オタ風の1鳴きに対し安易にドラの役牌を切るような鳳凰民は流石に居ないと思います。もちろん、絵が合って勝負牌として出て来る事だってあるでしょうし、運良くツモアガリとなる事だってあるでしょうが、こうして止められてしまう事の方が多いと思うので、やはりこれは結果論でもツイていないのでもなく、いきなり焦ってオタ風のから仕掛けてしまったが故の正当な結果なんだと思います。
東3局1本場
何と絶好のカンが埋まり、早くもヘッドレスの1シャンテンとなりました。
ただ、これは以前にも言いましたが、このような時にや
単騎を狙おうと姑息な考えから、絶対に
などの牌を切ってはダメなんですよね。
これですね。
だからこそ、こうしてキチンと残すべき牌を残さなければならないのです。
まぁ言うまでもないとは思いますが、もしも単騎などを狙って
を残していた下手な人であれば、テンパイチャンスは
の3種だったんですよね。ですが、キチンと効率を重視して打った人はと言えば、これで
の実に3倍の9種にまでなったのです。
その差がどれだけ大きいのかなど誰でも分かりますよね。
これは迷いますね。。。
と言うのは、先ほどテンパイチャンスが9種もあると言う話をした所ではありますが、ただ実際には良形テンパイが組めるのはが重なった時だけ(一応
引きでもノベタンが残る)なんですよね。。。
それに対し、ここでを残して
を切れば、テンパイチャンスが
の5種にまで落ちでしまうのですが、その代わり何を引いてテンパイしようが必ずピンフのリャンメン待ちテンパイが組めるんですよね。
よって、ここは例えテンパイチャンスを半分近くまで減らそうとも、テンパイさえ入れば確実にリャンメン待ちとなる方を残そうと、ここは切りとしました。
ここも先生の意見を是非聞いてみたかったのですが。。。
もはやわたしは恒例ですよね。
何故ここまで裏目となる事が多過ぎるのでしょうか?
当然の即リーチとします。
これは、親の対面にテンパイが入った所、流石に6枚見えの待ちでは話にならないと、危険な
単騎の役無しダマに構えた局面です。
まぁこれが無難ですよね。
これは、対面がわたしの当たり牌を掴み、現物の
を抜いてオリた局面です。
これは素晴らしい判断ですよね。
下手な人になれば、このような時に危険なを勝負して、自信の無い
待ちでやけくそ追い掛けリーチに踏み切ったりするものですが、ここはそんな無理をすべき点棒状況でも絶対に親番を死守しなければならない局面でも無いので、例え親番であろうとも、こうしてキチンとオリるべきなんですよね。
結果は、上家へリーチタンヤオピンフ一発ドラ1赤1で12000(12300)点の放銃となりました。
うーん。。。前回から何処かおかしいと思ってはいましたが、やはりと言うべくこうなるんですよね。
では後編へ続きます。