では鳳凰卓第42戦の開始です。
東1局
何と早くも七対子1シャンテンと言う手牌の所、1メンツ完成となる引き。
こうなればやはりメンツ手の可能性も残したいので、ここは両天秤に構える切りとします。
はい。
こうなれば流石にメンツ手ですよね。
ただ、ここまで来たからにはのポンテン1000点を狙うよりも、ダブルメンツを残してのリーチ一盃口を狙った方が良いと思い、
対子落としを選択しました。
まぁこれが一番自然な打ち方ですよね。。。
下家は薄くもないと言うリャンメンターツからの早い仕掛けなので、やはり高打点となる手材料が揃っている可能性が高いですよね。
まぁ下家はテンパイかどうかは分かりませんが、やはりピンズとソウズを仕掛けたからにはマンズ待ちが残るケースも多そうなので、ここはとりあえず
切りとします。
はい。
これは、下家に3副露が入った所、カンかドラの
単騎かの選択で後者のドラ単騎に構えた局面です。
まぁ当然ではありますが、素晴らしい選択ですよね。
と言うのは、やはりこの3副露に対しドラのは当然としてドラ表示牌の
さえも出て来る訳がないので、どちらにせよ出ないのであればカン
の3900点に構えるよりもドラ単騎の満貫に構えた方が明らかに得だからです。
はい。
たった今引いたは
よりはまだ危険度は低く見えますが、必ずしもマンズ待ちが残っているとは言えませんし、やはり下家の仕掛けは高く見えるので、ここは打たない方が良いと
の対子落としとしました。
なるほど。確かに下家はが最終手出しなので、
だったならば最後まで
を引っ張っているのはおかしいですよね。ただ、
だった場合であれば
を残す意味はあるので、
切りは納得ですが
切りは無いですよね。
流石にこれがの筋だからなどの理由であれば甘過ぎるにも程がありますが、対面の手を見れば
しか切りようが無いですよね。
ここはを切れば一応両天秤に構える事も出来ますが、やはりこの手はメンツ手ですよね。
こうして迷う形が残るテンパイとなるのはもはや恒例ですがw、ここはが3枚切れとは言え、ドラの
を掴んでの放銃だけは絶対に避けたいので、ここは
切り
待ちでリーチに踏み切りました。
まぁ無いとは言えませんが、わたしには無い選択ですね。。。
と言うのは、は
のワンチャンスとなろうともこの局面で出て来る牌では無いですし、同じく
は
のワンチャンスでも
が暗刻と言うのはわたしにしか分からない情報なので、
の出アガリなどまず期待出来ません。よって、この局面でどちらも出る訳ないと言えるようなシャンポン待ちでリーチに踏み切るのは流石にリスクしか無いように思うからです。
逆に、ここはを勝負する事により、3枚切れの
を嫌ったようにも見えるので
での出アガリは若干でも期待出来ますし、何より、ドラの
を引いてしまった時に切らなければならないのとツモアガれるのとでは雲泥の差となるのです。
結果は、下家から親の対面へタンヤオ赤2で7700点の横移動となりました。
東1局1本場
ここはピンフへの移行を見るのであればノベタンのを残した方が良いとも言えますが、やはりそれよりも良形ターツを目指したいので、ここは
切りとしました。
ちなみに、残しでも
や
を引けば良形ターツとなりますが、
を引いた場合は
の二度受けとなってしまうんですよね。
これで234の三色まで見えて来ましたね。
例え234の三色が崩れ易くなろうともタンピンへの渡りが期待出来るを残した所、ノベタン形となる
引き。
こうなればやはりドラのの重なりを見るべきですよね。よって、ここは
切りとします。
ちなみに、このような時にマックス打点を見ようとの対子落としなどとしてしまう人も居ますが、そんなウマぶっているようではダメですよね。
もちろん、ここで
を切って次に
が裏目ともなれば痛いのは確かですが、そんな事を言い出せば次に
を引いた場合はどうしますか?本来であれば234の三色確定の満貫リーチが打てていたんですよ?と言う事なるんですよね。
よって、これは前回のタイトルでも言いましたが、麻雀は天秤に掛けた時にどちらの方が有利なのか、どちらの方が妥当なのかで判断すべきなのです。今回はだけでなく
が埋まってのリーチでも
でアガれれば満貫となるのですから、それを欲張ってメンタンピン三色やドラ2まで狙って2シャンテン戻しとするのは完全に損な行為なのです。
そう言うのを本人が上手いと思っているだけのウマぶりって言うのです。
と、先生が申しております。
当然ですよね。
うーん。。。ここは高目のが3枚も見えてしまった事から
受けを残して
ターツを嫌う選択もありますが、例えフリテンでも
ならともかく
受けを残すのは嫌ですよね。
よって、ここは残り1枚の
に賭ける
ツモ切りとしました。
はい。
って、先生であればここはを嫌うだろうなと思っていたのですが、これは意外でしたね。
これはかなりマズい局面になって来ましたが、が3枚見えとは言えこちらも一応満貫の1シャンテンなので攻めたいですよね。よって、ここは3枚切れとなった
ターツを嫌う
切りとしました。
確かに、ここはまだ攻める気があるのであれば中途半端に切りとするのではなく、より危険度の高い
から処理すべきでしたね。
テンパイが入りました。
こうなっても攻めないのであれば一体何の為にオリずにターツを嫌いに行ったのか分からないので、ここは腹をくくってリーチに踏み切ります。
はい。
これは、下家のキー牌となる4枚目のを引いて下家にチーテンを入れさせてしまった所、対面が引くはずだった4枚目の
が上家に喰い下がった局面です。
うーん。。。まぁ対面はトップ目なので絶対に切ると言う保証はありませんが、流石にタンヤオドラ5の18000点テンパイですし、カンチャン待ちとは言え出てもおかしくはないカン
なので、4枚目の
さえ引かなければ対面から満貫の出アガリとなっていた可能性も十分有りましたね。
結果は、下家から対面へタンヤオドラ3赤2で18000(18300)点の横移動となり、何と早くも下家が飛んで3着でラストとなりました。
うーん。。。
まぁ一番ツイてないのは明らかに下家ですが、わたしはアガリの目が十分有る状況でも鳳凰卓に上がった途端にほとんどアガれなくなってしまっていますよね。。。
って、打牌選択回数が少な過ぎるので何とも言えませんが、こんな酷い悪手率を見たのは初めてですね。
流石にこの悪手率と類似度で不運を語るなど許されないですよね。。。
スミマセンでした。