では鳳凰卓第40戦中編3の開始です。
東4局1本場
何と第1ツモで絶好のカンが埋まり早くも1シャンテンになりました。
この手は789の三色も見えなくはありませんが、以外の牌は全て利用価値の高い牌となるので、ここは絶対にを切るべきなんですよね。
はい。当然ですよね。
このような手から三色を見るなど話になりません。
こうなれば愚形は厚く良形は薄くを適応するだけなので、ここでの正着打はとなりますね。
はい。
はい。ここでタイトルにもあるように、やっちゃいました。
と言うのは、ここでの打牌候補は現物の、そしてのワンチャンスでの2つしか無いと思いますが、で1メンツ1雀頭、そしてで1メンツと思い込んでいたわたしは、を引いた事によってで1メンツ完成したものだと早とちりし、何とここで切り(リーチ)としてしまったんですよね。
いや~お恥ずかしい限りです。ど素人のような致命的ミスですね。
まぁ今のわたしは何度打とうが現物のを切っての2枚見えカンには受けず、必ずドラ待ちとなるカンに受け追い掛けリーチとしますが、流石にこの切りは酷いですね。十分反省したいと思います。
結果は、わたしと上家の二人テンパイ流局となりました。
東4局2本場
上家に続いて下家からもリーチが掛かった所、薄いと思われた()の方を引き入れテンパイが入りました。
まぁリーチを掛ければ親満確定となるので残りでも構わずリーチに踏み切りましたが、が残れば勝てる気しかしませんよね。よって、当然の追い掛けリーチとします。
ちなみに、わたしの自信のあるは3枚残り、下家のは2枚残り、そして上家のドラ待ちカンは純カラですか。
結果は、下家にリーチピンフ一発ツモドラ1赤1で3000・6000(3200・6200)をツモられました。
うーん。。。まぁ3対2であれば2が勝っても全然おかしくはないのですが、一応でも勝てる確率の高いわたしが一番の被害を受けてしまうんですよね。。。
南1局
ここは安全度を重視して切りもありますが、やはり前巡の下家のアガリによって3着目に落とされてしまいましたし、この手であればさほど無理する事なく567や678の三色が狙えますよね。よって、ここはまだ三色変化を見るツモ切りとします。
はい。まぁいつでもこう打つや最後までを引っ張るというようではダメだと思いますが、この点棒状況とこの巡目であれば、まだを引っ張るのが有利だと言う事ですね。
これは、めちゃくちゃ良い手の上家が雀頭候補のが暗刻となり、一応567の三色があるものの三色など見ない切りとした局面です。
いや~これは素晴らしい一打ですよね。
上家の手はここでを切る事により、のどれを引いても必ず3メンチャン以上のテンパイとなるんですよね。それに対し、こんな手で三色などを見て切りなどとしてしまえば、が重なってしまった時にカンテンパイとなってしまうのです。しかも引きであれば三色すら崩れてしまうんですよね。
更に言えば、ここでの4連形を残す事により、ドラのや引きで更に熱い形に変化する事も可能なのです。よって、ここは絶対に上家のようにを切るべきなのです。
はい。素晴らしいですよね。
これは、上家がを引き入れの変則3メンチャンで即リーチとした局面です。
まぁ前巡に三色を見てを切っていた下手な人でも同じテンパイ形となりますが、結果が同じでも過程が違えば雀力の差は歴然なんですよね。
ここは出来ればテンパイだけでも取りに行きたいのは山々ですが、1シャンテンに構える為にはどの牌を選ぼうとも全て無筋となってしまうんですよね。よって、ここは我慢だと2シャンテン戻しとする現物の対子落としとしました。
はい。
結果は、上家にリーチタンヤオツモ赤2裏1()で3000・6000をツモられました。
うーん。。。また跳満のツモられですか。。。
まぁ上家も上手い手順で打った結果なので紛れもなく実力のアガリだと思いますが、にしても、前対局と合わせてこれで12000点以上のツモられが8回目ですか。僅か15局で。。。異常としか言い様が無いですね。
南2局
ここは牌効率だけで言えば孤立牌の切りとなりますが、既にとが1枚づつ切れているので、流石にここはのくっ付きを見てシャンポン形は残さない切りとしたいですよね。
もちろん、が仕掛けの効く役牌なのであれば切りとしますが、オタ風ですからね。。。テンパイが入る前にかをもう1枚打たれでもすればほぼ終わりとなってしまうのです。
ここはカンが残れば即リーチに行こうと思っていたのですが、この場況でドラのカン待ちリーチを掛けるのは危険ですよね。
と言うのは、親の対面は役牌からの切り出しな上にカンターツを嫌い、更にと脂っこい牌を切って来ているので、いつリーチが掛かっても何ら不思議はない捨て牌をしていますし、下家も薄くもないペンターツを嫌って来ているので、ターツ選択の出来る手牌だったと読む事が出来ますよね。そして、上家はいきなりの対子落としから入っているので、ここが一番危険な存在とも言えるのです。よって、それらの総合的判断により、ここは出アガリのほぼ期待出来ないドラのカンなどでノーガードとなってしまうリーチを打つのは危険だと判断し、わたしにしては珍しくダマに構えました。
はい。こう言った場況を基に選択を変えられるのが腕の差となるんですよね。
上家からリーチが掛かった所、リャンメン待ちへと変化出来る引き。
ここは一瞬迷いましたが、が3枚切れとは言えこれで出アガリの効くテンパイとなりましたし、上家に当たり得る牌は他にいくらでもあるんですよね。よって、ここは勝負のダマに構えました。
もちろん、それも有るでしょうが、出アガリの効くテンパイであれば多少は押したいですよね。
おそらく、ここで切りリーチとしてしまう人が多いように思いますが、まだまだ二流ですよね(笑)もちろん、上家にが通っていれば、リーチかどうかはともかくとしてを切るのは全然有りだと思いますが、やはり今回はが通っていないのでは両筋に当たり得る牌となってしまう事から、ここで押すべきはではなくとなるのです。
はい。素晴らしいですよね(笑)
やはり、こう言った所で甘い牌を切らないのが強さとなるのです。
実際、甘えてを切っていれば、メンタンピンドラ2の満貫放銃となっていたんですよね。
うーん。。。流石にここが潮時ですね。。。
まぁ上家にはまだまだ当たり得る筋は残っていますが、流石にこの手でこれ以上押すのは割に合わないと判断し、一応テンパイ復活や形テンを視野に入れる対子落としとしました。
はい。このあたりのバランスが大事なんですよね。
結果は、上家にリーチピンフツモドラ1赤1で2000・4000をツモられました。
また高打点のツモられですか。。。
まぁここはラス目の対面が親っ被りとなってくれた事は嬉しいのですがw、流石にこれだけツモられまくるとウンザリして来ますよね。
では後編へ続きます。