天鳳鳳凰卓第36戦(2回目)『綺麗に打とうとするウマぶりよりも泥臭い麻雀の方が強い(前編)』

では鳳凰卓第３６戦前編の開始です。

東１局

５ブロックとなる引き。

一応重なればドラ３となるのでドラのを残してはいましたが、ここで素直に見切ります。

先生は２枚切れとなったカンターツを嫌うとの事ですが、ドラを大事にすれば良いと言うものではないので、このような使い勝手の悪いドラなどサッサと処理してしまっても何も問題ありません。

親の上家からリーチが掛かった所、一応１シャンテンとなる引き。

とは言え、このようなクズ手から押し返すなど有り得ません。よって、ここは現物の切りとします。

１枚切れの引き。

ここはこのような字牌が危険かどうかではなく、一応でも当たり得る牌を切るのは損でしかないので、これにてベタオリを開始する現物の中抜きとします。

先生はとの事ですが、このような手から「あわよくば」と甘い期待をすべきではないので、ここはより危険度の高いからで良いと思います。から切って仮にやが埋まった所で、どうせ無筋を切る事など有り得ないのですから。

結果は、親の上家にリーチタンヤオツモで２０００オールをツモられました。

東１局１本場

これは、を仕掛けて一応１シャンテンの下家が、わたしから出たをスルーとした局面です。

まぁを鳴いた所でシャンテン数は変わりませんが、やはりここはリャンメン２つの１シャンテンに構えられるようを仕掛けてマンズを喰い伸ばしたいですよね。を引いてテンパイが入ったのは所詮結果論でしかありません。

ですよね。

リャンメンとリャンカンの１シャンテンとなっている所、シャンポン形も残せる引き。

ここはリャンメンから埋まった時にカンチャン待ちが残ってしまうのは嫌だと切りとしてしまったのですが、たった今が１枚切れとなってしまったので、やはりここは素直にをツモ切るべきでしたね。。。テンパイする前にもう１枚を切られてしまえばカンに受けるしか道がなくなってしまいますので。

ですよね。。。

対面からリーチが掛かっている所、を引いてテンパイが入りました。

ここは「ドラ待ちカンじゃ勝負にならない」と勝手なイメージだけで１枚切れの対子落としとしてしまう下手な人も居るでしょうが、こちらはリーチを掛けるだけで最低でも出アガリ５２００点でツモれば満貫となるのですから、打点的には勝負するに十分値する手牌なんですよね。よって、ここは迷わずカン待ちで追い掛けリーチとします。

はい。これが正しい選択なんですよね。

結果は、親の上家からリーチドラ１赤１で５２００（５５００）点の出アガリとなりました。

正直、脇の二人から出て来るとは思ってもなかったので驚きました。

まぁ親の上家は５８００点の亜リャンメン待ちテンパイなので無しとは言えないかもしれませんが、対面は切りリーチだけにカン待ちも十分有り得ますし、が３枚見えとは言えわたしは待ちの可能性も十分ありますからね。。。そこへ２件に当たり得るドラを勝負するのは流石にやり過ぎなような気もします。もちろん、安牌が全く無い状況であったり上家の手が親満テンパイだったりすれば何でも切りますが。