では鳳凰卓第26戦前編の開始です。

 

東1局

一応5ブロックの所、一気通貫も見える引き。

こうなれば素直に孤立牌の切りですね。

 

はい。

 

1メンツ完成となるドラの引き。

ここは一気通貫に決め打つと共に危険度の高い切りとする手もありますが、を雀頭固定とする切りとしました。

 

先生はでしたか。

 

上家からが出ました。

この手は仕掛けてしまえば3900点になってしまいますが、このような愚形2つ残りの手で面前に拘るべきではありません。よって、ここは仕掛けて一気通貫に決め打つ切りとします。

 

はい。これを仕掛けないと言う人は相当レベルが低いと思います。

やはり麻雀は、「自分のスタイルはこうだから。。。」などと言って、いつでも同じようにしか打てないようではダメなんですよね。もやもやハッキリ言って、それはスタイル云々ではなく、下手な人が「スタイル」と言う最もらしい言葉を用いてただ言い訳しているだけに過ぎないのです。ダッシュ

 

本当に麻雀の強い人とは、鳴くべき牌は鳴いて交わし手としてアガるべき手はキチンと交わし手としてアガリ、面前で仕上げるべき手はキチンと面前で仕上げ、自身がアガれなさそうな時は無駄な放銃などせず、押すべき局面や勝負手の時にキチンと勝負に出られる人なんですよね。ひらめき電球もちろん、細かな手順や読みの精度などによって更にランクが変わって来ると思いますが、頑なに面前に拘ったり三色などの手役に固執し過ぎたりするような人は、間違いなく麻雀が下手だと思います。もやもや

 

上家からポンテンに取れるが出ました。

これをスルーとする意味など何一つとして無いので、当然のポンテンに取ります。

これで3900点のテンパイが入りましたし、後は他家が使い切れなさそうなが出れば良いだけですね。ひらめき電球この後アガれるアガれないは運次第にはなりますが、大事なのはここまで持って行けたかどうかなのです。ウインク

 

親の対面からリーチが掛かった所、ワンチャンスの引き。

まぁワンチャンスと一概に言っても、今回のようにが比較的早めに切られているケースとがリーチ宣言牌とでは全く意味合いが違って来ると思いますが、対面は後にペンとカンと言う2つのターツ選択が入っている事から、の時点でからリャンメン固定とした可能性は低そうですよね。しかも、対面の捨て牌的にはかなり安全に見えるので、脇からのオリ打ちも狙えそうです。

よって、例え相手が親リーチで一発放銃の可能性があるとは言え、こんなさえも押せないようでは話になりません。

 

はい。当然ですよね。

 

これは、のシャンポン待ちメンホンテンパイの入っていた下家が、を引いて現物の切りのシャンポン待ちへ受け替えた局面です。

まぁ一瞬で変化した場合は瞬時に何を切って何待ちと言うのを判断するのは難しいと思いますが、ここはやはりピンフ一盃口確定となる筋のを切りたいですよね。もちろんダマしか有り得ませんが。

 

先生も微差ではありますがですよね。

ただ、微差な事に驚きました。タラー

ツモれば三暗刻も付いて跳満と思った人も居るかもしれませんが、ピンフツモ一盃口ホンイツでも跳満となりますからね。。。ローカル役の三連刻があればまた違うのかもしれませんが(笑)

 

結果は、親の対面から下家へ一盃口ホンイツで8000点の横移動となりました。びっくり

下家がこの捨て牌でメンホンだった事には驚きましたが、やはりここはを切っての待ちでアガるべきだったと思います。

 

 

東2局

これは、対面に早くも待ちテンパイが入った局面です。タラー

まぁこれはキチンと仕掛けるべきを仕掛けた成果なのは事実ではありますが、にしても早過ぎますよね。。。

 

親の上家から3巡目に789の三色確定リーチが掛かった所タラー、無筋の引き。

これは回避不可ですね。。。もやもや

 

結果は、対面に役1のみで1000点の放銃となりました。ガーン

まぁこれは安くて助かりましたし、萎えているのは間違いなく親満確定リーチを一瞬で交わされてしまった上家でしょうね。ニヤリ

 

 

東3局

何と4巡目にテンパイが入りました。

これはもう何度も言って来ましたが、このような時は確率の低い手替わりを待つのではなく、この巡目から出アガリの抽選を受けられる即リーチとすべきなんですよね(ちなみに、親番と言うのは一切関係ありません)。

 

こう言えば、「4巡目にカン待ちなどで即リーチとしてしまうのは素人みたい」などと間違った考え方をする人も居ますが、そう言った人は引きのタンヤオ変化や引きのリャンメン変化を待つのでしょうし、テンパイ取らずの切りで引きにも備える人も居るのでしょうが、仮にが振り替わった所で待ちは同じくカンですし、の3種の牌を引ける確率は低いのです。もやもやそしてこれが一番大事な事ですが、を引く前になどを引いてしまえば結局愚形待ちのテンパイになるだけですし、今度はフリテンになる恐れも出て来るんですよね。タラーよって、このような時は確率の低い手替わりなど待たず即リーチを打つ事こそが正解なのです。

 

麻雀は綺麗に打つのを目指すのではなく、最善の手順をより多く選択出来る事を目指すべきなんですよね。ウインク

 

はい。これが正しい選択なのです。ひらめき電球

 

結果は、対面からリーチのみで2000点の出アガリとなりました。

まぁを引いて後筋引っ掛けとなった事はラッキーでしたが、もしもこの手を即リーチとせず無駄にダマに構えていたり切りのテンパイ取らずなどとしたりしていた場合、対面から出アガリどころか対面のアガリとなっていたのではないでしょうか?

 

 

東3局1本場

マンズの一色手が見える配牌の所、カンターツが出来る引き。タラー

うーん。。。これは嫌ですね。もやもや

まぁただアガるだけであれば素直に切りとなりますが、この手は上手く行けば役2ホンイツトイトイの親っパネまで見える手牌なので、ここは効率よりも打点を追うペンターツを嫌う切りとしました。

 

はい。

これはもう何度も言って来ましたが、最善の一手とは単に牌効率だけで打てば良いなどの単純な代物ではないのです。ニヤリ

 

下家からが出ました。

ここはいきなりペンターツを嫌うからには当然マンズの一色手を本線に手を進めると言う事なので、このオタ風のからでも躊躇なく仕掛けて行きます。

ただ、この手は一応さえ鳴ければホンイツにせずともアガれるので、わざわざ不要なを残してカンターツを嫌うのはやり過ぎです。

 

はい。当然の仕掛けですよね。

 

1枚切れの引き。

これは重なる可能性も十分ある牌なので、これにて一色手まっしぐらとする切りとしました。

 

はい。流石ですね。ニヤリ

 

が暗刻となっている所、2枚切れのが重なり1シャンテンとなりました。

ここは当然受け入れを最大に構える2枚切れの切りとします。

 

ドラのを引いてテンパイが入りました。ひらめき電球

これで親満テンパイとなりますね。キラキラ

 

これは、1シャンテンだった下家が、対面の当たり牌とわたしと対面に危険なが打ち切れず、一応ベタオリとはしない対子落としで回し打った局面です。びっくり

いや~これは素晴らしいの一言に尽きますね。拍手

と言うのは、ヌルい人であればとりあえずくらいは切りそうなものですが、危険牌が2枚となってしまったからには押す価値が無くなりましたし、一応どちらかが通った時に復活も視野に入れての対子落としと言う事なのです。ひらめき電球

 

はい。やはりこう言う人は強いですよね。キラキラ

 

結果は、わたしと対面の二人テンパイ流局となりました。

まぁこの手はアガリまでは結び付きませんでしたが、それでもこうして親満テンパイを入れられた事に意味があるんですよね。ひらめき電球

 

では中編へ続きます。バイバイ