では鳳凰卓第25戦後編の開始です。
南3局
この手は仕掛けて行くべき手牌だと思いますし、上家と下家が早くにを切っている事からカンがかなり良く見えるので、ここは一手進める為に仕掛けて行きます。
先生はスルー寄りですか。
ただ、カンが良く見える場況であれば案外良い仕掛けだと思うのですが。。。
ここはカンを仕掛けた時の事を考慮してを残す手もありますが、やはりドラのが重なった時は大きいので、素直に切りとしました。
はい。
これは、ラス目の上家が現状1000点と言った手から、わたしから出たを仕掛けた局面です。
いやいや、親番の無い南3局のラス目で3着目のわたしと7000点離れている状況から、良くて2000点にしかなりそうもない仕掛けは流石に悪手でしょうね。。。
ですよね。
7000点離れたラス目の上家がいきなりから仕掛けて来たからには打点もありそうですが、ここは残すと危険でしかないドラの処理とします。
いやいや、上家に鳴かれる事の警戒や重なりを見ての残しかは分かりませんが、この後上家に役牌の仕掛けやトイトイのような仕掛けが入りでもすれば切り辛くなってしまうだけですし、ここは確率の低い重なりを見るべき局面ではありません。
当然のポンテンに取ります。
とは言え、対面の現物など1枚たりともありませんし、一応対子のはのワンチャンスではありますが、対面はいかにもマンズの下でブロック構成がありそうなので、ペンやカンが残っていても何ら不思議はありません。そんな相手にわざわざテンパイを崩して当たり得る牌を切るのは完全に悪手でしかないので、このような時は自分都合でツモ切りとすべきなんですよね。
はい。何故かこのような時に手を曲げてしまう人が居るのですが、このように合理的な考えをすれば答えは自ずと分かるんですよね。
結果は、対面にリーチ一発ツモドラ3赤2で4000・8000をツモられました。
あ~またこのようなゲームとしか思えない結果となるんですよね。。。
前局は残り2枚のカンをあっさりツモっての跳満で、今度は残り1枚のを一発でツモっての倍満ですか。こう言っては何ですが、鳳凰卓に上がった途端、このような高打点のアガリが多過ぎませんか?
南4局
これは、ラス目の上家にチャンタ三色の崩れる最悪の引きテンパイが入った所、とりあえず手替わりを待つ役無しペン待ちダマに構えた局面です。
いや~助かりましたね。もしもを引かれていれば満貫テンパイが入っていたので、またこのような手で劇的な捲られをする所でした。。。
なるほど。上家は満貫に仕上げる必要があるので、ここはどうせ切る事となるをツモ切り、ペンに固定するのではなくやの暗刻にも対応すべきと言う事なのですね。これは勉強になりましたね。
こうなれば2着を狙いたい気もしますがラス落ちの危険性もかなりあるので、ドラのかを引いて3900点が確定した場合のみリーチもありと言った感じでしょうか。
これは、もしも上家が先生のようにツモ切りと出来ていれば、ここでフリテン待ち高目跳満となるテンパイが入っていた局面です。
やはり、それが先生の強さなのでしょうね。
これは、トップ目の親の対面にテンパイが入った所、手堅くダマに構えた局面です。
まぁ2着目の下家と28000点も離れているので、ここはリーチを掛けて跳満の直撃をされようがトップではありますが、対面は親番なのでこのまま流局で良いので、わざわざ着順落ちのリスクを1ミリでも上げる必要は無いですよね。
はい。
これは、親の対面がツモ切りリーチに踏み切った局面です。
いやいや、確かに対面はリーチに踏み切ろうが九分九厘トップ終了となるでしょうが、それでも着順落ちのリスクを上げてしまう行為を自ら選択すべきではないのです。
親の対面からリーチが掛かっている所、テンパイが入りました。
ここは7700点を打ってしまえばラス落ちとなってしまいますが、2着目の下家とは3300点差なので、ラス目の上家も絶対にアガリを目指して来る事から、ここでテンパイさえ入れておけば下家が一人ノーテンの時は2着浮上となりますね。よって、中筋のを切ってのダマテンとしました。
ちなみに、危険牌を押す気は一切無いのでリーチは有り得ません。
はい。
これは、南家のラス目の上家が、ハイテイと一発ツモを狙ってツモ切りリーチに踏み切った局面です。
これは素晴らしい選択ですよね。
理由は言うまでもなく、上家のツモ番はあとハイテイの1回だけなので、ここはもうリーチ一発ハイテイツモに賭けるしか道は残されていないからです。
ただ、強いて言うのであれば、上家はツモ切りリーチではなくカラ切りリーチとすべきですね。なぜなら、やはりここでのツモ切りリーチとなれば、条件が満たない手なので一発ツモとハイテイを狙っての苦し紛れのリーチだとバレてしまうからです。
って、先生はダマ寄りですか。
いやいやいやいや、それは絶対に無いですね。
ここは誰が何と言おうが、絶対に上家のようにハイテイと一発ツモを狙ってリーチを掛けるべきです。では逆に、ここでダマに構えて得となる事など何がありますか?リーチを掛けて損となる事など何がありますか?これは完全にバグと言うかプログラムのミスですね。断言しても良いです。
ちなみに、上家のこのツモ切りリーチは条件が満たない手だと言う事が丸分かりなので、ここは一発ツモとハイテイの両方を同時に消す為だけに、わざわざチーして切りとしました。
やはり、こうしてすべき事をキチンと出来る人が実力者なんですよね(笑)
って、先生はまさかのスルー寄りですか。
これも完全にバグと言うかプログラムミスですよね。
まぁ上家のツモ切りリーチを反対している時点で異常なので、これは完全に先生の判断の方が間違っていると断言出来ますよね。是非修正をお願いします!
流石にこれを切ったら頭がおかしいとしか言い様がないですね。
よって、ここはを切ってオリますが、ここで安牌さえ引けていれば下家の一人ノーテンで2着浮上となっていたのですが。。。
はい。当然ですよね。
結果は、親の対面と上家の二人テンパイ流局となり、3着でラストとなりました。
こう言っては何ですが、キチンとすべき事をしても報われないのがわたしなんですよね。。。