では鳳凰卓第２３戦後編の開始です。
南３局２本場
これは、下家が７８９の三色も見える６ブロックとなった手牌から、早くも孤立牌のドラ
切りとした局面です。
この手はやはり三色があるので愚形のペン
も嫌い難いですし、かと言って
入りのカン
ターツも嫌えませんよね。。。
そうなればやはりここは消去法でドラの切りとなりますか。
これは、
を引いて１シャンテンとなった下家が、三色が崩れた事によりを大事にしようとペンターツを嫌う
切りとした局面です。
まぁこうなれば当然ですよね。
ラス目の下家からリーチが掛かった所、無筋の引き。
ここでラス目のリーチに打つ訳には行きませんし、下家は早くにドラのを切って来ていると言う事はそれに見合った手だとも言えると思うので、ここは完全にベタオリを開始する現物の
切りとしました。
先生は完全安全牌の
対子落としとの事ですが、この手は生牌の
さえも絶対に切る気は無いので、いつでも誰にでも切れる対子のは出来る限り温存したいですよね。
これは、親の上家が絶好のカンが埋まりヘッドレスの１シャンテンとなった所、生牌の
を切らず中筋の
切りとした局面です。
これはかなり中途半端な一打ですよね。
もちろん、下家は
→の切り順リーチではないので、中筋のはかなり安全度が高いとは思いますが、これでは無筋のが浮いてしまうだけなので、ここは真っ直ぐ切りとしないのであればキチンと現物のを抜くべきだと思います。
ですよね。
結果は、下家の一人テンパイ流局となりました。
南４局３本場
何と早くも６７８の三色も見えるリャンメン２つの１シャンテンとなる
引き。
ここは当然を切りますが、わたしは何度もオーラスにトップを捲られているので、今度はわたしの番ですかね。
何と３巡目にテンパイが入りました。
これで三色が崩れてしまいましたが、構わず
切り即リーチとします。
はい。当然ですよね。
まぁ今更ではありますが、このような時に三色が崩れたからと手替わりを待って
切りダマに構えると言う人は、本当に恥ずかしいです。例えそれが運良く上手く行ったとしても、ハッキリ言って、頭が悪過ぎるとしか言い様がありません。
理由は言うまでもなく、とある特定の牌を引ける１巡毎の確率は約３％なので、このあと１０回ツモっても
と
が振り替わる確率は単純計算で３０％と、まず引けないのです。しかも、仮に運良く手替わったとしても、安目のでのアガリとなってしまえば何の意味も無いのです。そんな確率の低過ぎる事の為に、即リーチさえ打てばメンピン赤１の最低でも５８００点となる手をダマで２９００点にしてしまうなど有り得ないからです。
結果は、リーチピンフツモ赤１で２６００（２９００）オールのツモアガリとなりました。
まぁこの手が入ってツモれた上に言うのも何ですが、裏が乗らず一発で捲れないのがわたしなんですよね。。。逆の立場なら裏が乗って捲られるのがわたしなのですが。
南４局４本場
絶好のを引いて２シャンテンとなりました。
ここは
かか難しい所ではありますが、どんな愚形待ちであろうともとにかくテンパイを優先させたい局面なので、ここはテンパイ効率で切りとしました。
を引いてタンヤオの目が出たのでを切った所、にくっ付く
引き。
これで早くもリャンメン２つの１シャンテンとなりましたね。
ただ、ここはやはりが重なった時にタンヤオ確定の仕掛けが出来るようは残すべきなので、素直に切りとします。
引き。
これですね。
まぁ
は３枚切れではありますが、それでもやはり仕掛けの効くタンヤオ確定１シャンテンに構えられるのは大きいので、ここは素直に切りとします。
ちなみに、３４５の三色など１ミリたりとも見てはいません。
はい。
これは、１００点差のトップ目対面に並びシャンポンの役無しテンパイが入った所、即リーチに踏み切った局面です。
まぁ不本意でしょうが、やはりここでリーチを打てる人は麻雀を理解出来ている人でしょうね。
ちなみに当たり前ですが、ここでツモリ三暗刻などと思った人は相当レベルが低いです。
わたしの３４５の三色目もそうですが、この点棒状況であれば三色や三暗刻などの打点は一切関係なく、アガリこそが偉い局面なので、仕掛けが効く為の手役は大歓迎ですが、それ以外の手役など無意味でしかないからです。
先生もここは即リーチに踏み切りますよね。
対面からリーチが掛かった所、無筋の
引き。
とは言え、ここはもう対面との一騎打ちですし、仮に対面に跳満を打った所で２着なので何でも切ります。よって、ここはノータイムでツモ切りとします。
はい。当然ですよね。
ちなみに、このような時に数秒考えてからツモ切りとするような人も居ますが、他に選択肢など有り得ないので無駄な時間を使うのは辞めましょうね。
３着目の上家から追い掛けリーチが掛かった所、１枚切れの引き。
ここは上家に５２００点の放銃となれば、４本場と供託を合わせて３着落ちとなってしまいますが、関係ないですね(笑)
もちろん、上家に満貫放銃でラス落ちともなれば話は変わりますが、トップが目前の悪くて３着落ちと言う立場であれば、やはりトップを目指すべきですよね。よって、ここもノータイムで切りとします。
はい。まぁ当然過ぎますよね。
結果は、下家から対面へリーチリーチ裏２（）の５０符３翻で６４００（７６００）点の横移動となり、２着でラストとなりました。
うーん。。。やはりわたしは劇的な捲られをする事はあっても劇的な捲りは出来ないんですよね。。。
と言っても、まだまだこれからだと思うので、長い目で見るようにします。。。
