では鳳凰卓第22戦前編の開始です。
東1局
ここは本来であれば2度受けとなるカンターツを嫌う
切りとしたいのですが、
はドラですし、この手であれば七対子もあるので切りたくないですよね。よって、ここは同じく愚形のペン
ターツを嫌う
切りとしました。
はい。
これは、上家に早くもテンパイが入った所、テンパイ取らずとする浮かせ打ちとした局面です。
これは良いですよね。
と言うのは、現状のテンパイに取ってもリーチは有り得ないと思いますし、上家の目からが3枚見えているので
引きにそこまでの魅力もありません。だったら、ここは
を1枚外して
とドラの
のくっ付き1シャンテンに構えた方が柔軟な打ち方だと言えると思うからです。
もちろん、それもあるとは思いますが、おそらくわたしもが3枚見えであれば
を切ると思います。ただ、2枚見えであれば間違いなくダマテンに取ると思います。
これは、対面が1シャンテンに取れる下家から出たをスルーとした局面です。
いやいや、役2ドラ2の満貫ルートを残したい気持ちは分かりますが、ここはもう10巡目なので、素直に仕掛けて1シャンテンに構えるべきですね。
はい。当然ですよね。
結果は、対面から下家へタンヤオのみで1000点の横移動となりました。
東2局
ここはか
かの選択となりますが、単純に
が2枚切れなので
切りとしました。
まぁこの手で三色など全く見る必要は無いと思いますが、ドラがと言う事でしょうか?
ここはを切ってしまっているのでツモ切る手もありますが、この手は愚形のペン
ターツがあるので、仮に
や
を引き戻してのペン
ターツ嫌いでも良いかと、今度は
切りとしました。
テンパイが入りました。
当然のようにペンが残りましたが、1枚切れであれば即リーチの一手ですね。
はい。
これは、わたしのリーチを受けた親の下家が、現物のではなく一応でも当たり得る
の対子落としとした局面です。
まぁ確率は低いのは分かりますが、やはりここはから切りたいですよね。
ですよね。
結果は、対面に役1のみで1000点の放銃となりました。
そしてこうなるのがわたしなんですよね。。。
東3局
親の対面と上家から2件リーチが掛かった所、どちらにも無筋となる引き。
まぁここはとりあえず安牌のを切りますが、流石にこの
はキツいですよね。
結果は、上家から親の対面へリーチ一気通貫で7700点の横移動となりました。
東3局1本場
とは言え、この手で押し返すのは厳しいように思いますし、やはりなどの牌を掴んだ時にもただオリるだけではなく反撃出来るよう七対子の目を残したいので、ここは対子には手を掛けない
切りとしました。
はい。
上家に役牌バック?のような読み難い仕掛けが入った所、一応リャンメンターツとなる引き。
上家の仕掛けがよく分からない事もありますが、ここからを切って行けそうにもないので、ここはメンツ手にする
切りとしました。
はい。
やはり、麻雀はこうして1巡毎に目まぐるしく変化する場況にどれだけ瞬時に対応出来るかなんですよね。
うーん。。。
はい。
結果は、上家に三色のみで300・500(400・600)をツモられました。
東4局
これは、対面が自風のを仕掛けた所、1シャンテン取らずとしてマンズの一色手を見る
切りとした局面です。
対面は一応でもトップ目なので、ここはやはり素直に1シャンテンに構える切りとすべきだと思います。
ですよね。
対面に2副露が入った所、テンパイが入りました。
待ちは1枚切れのカンですが、全員にマンズの上が安い場況なので、ここはドラの
を勝負しての即リーチとします。
はい。
結果は、対面からリーチ役1裏1()の50符3翻で6400点の出アガリとなりました。
やはり、こうして愚形待ちであろうともリーチを掛けるべき時はリーチに踏み切るべきなんですよね。
では後編へ続きます。