では鳳凰卓第14戦後編の開始です。
南1局1本場
親の上家と下家に仕掛けが入り、下家からテンパイ宣言のような安牌となるが出て来た所、下家には現物となる引き。
このような微妙な手の時で、7枚あるドラのほとんどが見えていないような時は、危険を察知してベタオリとすべきなんですよね。よって、これにてベタオリを開始する上家が通したばかりの合わせ打ちとします。
結果は、親の上家から下家へ役1ドラ2赤1で7700(8000)点の横移動となりました。
やはりと言った感じでしたね。
もちろん、九段の上家もそんな事は百も承知だったでしょうが、上家はラス目の親番なのでテンパイを取るしかなかったのです。これが点棒の無くなってしまった者の定めなんですよね。。。
ってか、下家はどんだけ手が入ってどんだけアガれば気が済むのでしょうか。
南2局
何とドラのが暗刻と言うチャンス手の所、234の三色が見える引き。
こうなれば一応仕掛けの効く手牌となったので、ここは一気通貫は見切る切りとします。
対面にリャンメンチーの仕掛けが入った所、絶好のカンを引いて1シャンテンとなりました。
これは一気にチャンス到来ですね。
この手はダマでもなら親満のアガリとなりますが、ダマに構えるなど死んでも有り得ません(笑)よって、当然の即リーチとします。
いや~でのアガリとなれば親っパネとなりますし、安目のでも親満となりますね。
しかも、わたしのリーチはほとんど情報が無いので、くらいならあっさり出そうですよね。
これは、一応を切ればバックのテンパイに取れた対面が、大事を取って1枚切れの対子落としとした局面です。
まぁ流石にこうすべきでしょうね。
はい。
結果は、上家から対面へ役1のみで1000点の横移動となりました。
いやいやいや。。。
正直やってられません。
流石にこんな酷い仕打ちをされては勝てるものも勝てません。
冗談抜きでやる気が失せて来ますね。
南3局
テンパイが入りました。
って、最悪ですね。
こうなればマンズの下の場況もそこそこ良く見える事からも、カンでリーチに踏み切ります。
はい。
これは、暗刻筋かつ5枚見えの既に切っているを掴んだ対面に、更にが重なりテンパイが入った所、追い掛けリーチに踏み切った局面です。
先ほどの追い付き追い越しもそうですが、仕組まれた感が満載ですよね。
結果は、対面へリーチ赤1裏2()で8000点の放銃となりました。
いやいや。流石に面白くないですね。
また鳳凰卓に上がった途端コレですか。
これで「やっぱり鳳凰卓では通用しない」なんて思われるのは耐えられません。
南4局
対面に連荘、上家に2000点クラスの仕掛けが早くも入った所、七対子1シャンテンとなる引き。
仮にこれがフラットな点棒状況や局面であれば、この手でメンツ手を見る事はまず無いのでやしか切りませんが、ここは上家が仕掛けて来た事もあり、面前でしか成し得ない七対子では不利かと、ここは喰いタンの仕掛けも視野に入れて泣く泣く切りとしました。
はい。
えっと、一応ここでみなさんに分かって頂き事があるのですが、わたしがこの牌姿からを切ることなど、おそらくこう言った限られた特殊な状況以外では有り得ない事であり、普段以上に欲を我慢して泣く泣くを選択した事だけは分かって頂きたいと思います(笑)
親の対面と上家に更に2副露目の仕掛けが入った所、七対子のテンパイ逃しとなる引き。
うーん。。。これには流石にクラクラ来ましたが、今回だけはミスでは無いと信じたいですし、ここは強い意志を持っての切りだったので、これは致し方ないと思います。
こうなればここから始動ですね。
と言うのは、これを鳴かないのであればを切った意味の説明が付かないので、これにて喰いタンでの全力のアガリを目指します!
はい。と言えるかどうかは分かりませんが、この為だけに七対子を拒否するかのようなを切ったのです。
上家に3副露目が入ってテンパイ濃厚と言った所、下家からが出ました。
うーん。。。ここはアガリに掛けるのであれば当然ツモ切りですが、上家に打ってしまっては一貫の終わりですし、上家が親の対面に放銃となりもう一局と言うパターンも十分考えられるので、ここはとりあえず安全度を重視して切りとします。
はい。
これは、トップ目の下家にテンパイが入り、ドラの単騎でリーチに踏み切った局面です。
これはかなり思い切ったリーチではありますが、この局面でドラのは絶対に切れませんし、下家はドラの以外での放銃であればまだ耐えられる可能性も十分あるので、これは案外まともなリーチのような気もしますね(笑)
って、先生はダマでしたか。。。
結果は、親の対面から下家へリーチドラ2赤1で8000点の横移動となり、何とか3着でラストとなりました。
いや~これはまずラス落ちになると思いましたが、何とか耐える事が出来ましたね。
ただ、流石にこのような辛い展開続きだと萎えますよね。。。