では鳳凰卓第2戦中編1の開始です。
東2局
このような時にもう何度も言って来ましたが、などの孤立牌を残してカン
ターツに手を掛けては絶対にいけません!今から誰でも絶対に納得せざるを得ない説明をします!
なぜなら、を残すと言う人は
や
のくっ付きを見たいのだと思いますが、例え運良く
や
を引いた所でリャンメンターツが出来るだけですよね?ですが、カン
の
と言う形を残せば、同条件の
を引くだけでリャンメンターツどころか1メンツ完成となりますし、同じく同条件の
を引いた場合でもリャンメンターツが出来るからです。
以上!(笑)
まぁ今更こんな事誰でも分かっていると思う人も居るでしょうが、分かっていない人が本当に多過ぎるから言っているのです。分かっている人は再確認すれば良いだけの話なのです。
ね?こうやって言われてみれば、を残して愚形だからと言う理由だけでカン
を嫌っていたのがバカみたいに思えて来るでしょ?キチンとカン
を残して
を引いてテンパイしてアガった人は明らかに実力であって、
を残して
が裏目となった人は「まぁこう言う事もある」では済みませんよね?それはただ下手なだけですよね?と言う事を言い続けているだけなのです。どうか理解して下さい。
はい。ここでの正着打は絶対に以外有り得ないと言う事がこれで分かりましたね。
上家に2副露の仕掛けが入りテンパイでもおかしくはない所、リャンメン2つの1シャンテンとなる引き。
このような時って上家にどの牌が当たりそうかってのは分かりませんよね?ピンズの~
は全て危険ですし、カン
なんかも怪しいです。ソウズも全般的に危険ですし、マンズなら
待ちも残り得ますよね?よって、このような危険な牌が多くて待ちが全然絞れないような時は、勝手な思い込みから中途半端に手を曲げるのではなく、完全にベタオリとするのか、あるいは自分都合で真っ直ぐ打つのかすべきなのです。それにより、ここは真っ直ぐ打つ
切りとしました。
これは、を引いてテンパイの入った上家が、親の対面に
が打ち切れず現物の
を抜いてテンパイ取らずとした局面です。
まぁ確かに、ここでのドラ表示牌はかなり怖いとは思いますが、これは結果論ではなく、対面の手出しが遅いのでノーチャンスとなっている
も決して安全とは言えないので、ここは素直に
を切ってドラの
単騎に受けるのか、あるいはこのままベタオリとするかが良いと思います。
はい。怖いのは分かりますが、おそらくわたしもを切ると思います。
こうなれば当然テンパイに取りますが、ここでリーチとしてしまえばは確実に止められてしまいますし、わたしは何が何でも満貫が必要と言った点棒状況ではありません。よってここはダマに構えますが、やはり対面と上家が遅くに
手出しとしているので、お互いがお互いを警戒して
から
を切ってのドラ表示牌カン
に受けている可能性も十分ある事から、ここは敢えて
切りとしました。
はい。流石先生ですね。
そして、ピンフドラ2だから何でもリーチを掛けて満貫にするなどの単細胞ではダメだと仰っていますよね。
結果は、上家から親の対面へ役1のみで1500点の横移動となりました。
まぁ確かに上家はテンパイを入れましたが、これがあるからこそ当たり得るメンツを壊してまでテンパイ取らずとするのはどうかと思ったんですよね。正直、ここは片割れが
だからこそ助かりましたが、仮に片割れがドラの
であれば悲惨な事となっていたのです。
東2局1本場
ここはカンと言う愚形ターツがあるので、一旦
を1枚外して良形ターツの種となる
を浮かせる打ち方もあるにはありますが、やはりマンズが4連形なので横に伸びた時に
を切ってしまっていては痛手となってしまうので、ここは素直に
を切るべきですね。
はい。まぁ当然ですよね。
ここは先ほどと少し違いますが、それでも愚形だからと言うただそれだけの理由でカンターツを嫌い、
などの牌を残す事など有り得ないのです。
もう一度だけ説明しますが、カンを引けるだけでメンツ完成となりますし、
を引けばあなた達の大好きなリャンメンターツが出来るのです(笑)それに対し、
を残した所で上手くくっ付く保証など何処にもないですし、何なら愚形でさえくっ付かない可能性だって十分あるのです。
これを聞いてもまだ愚形を嫌いますか?
Mリーグなどでもそのように打つ下手な人も多く居ますが、これを聞いた(知った)にも関わらずまだ頑なに愚形を嫌おうとする人は、ハッキリ言って、頭がどうかしています。
これですね。
まぁ前巡にを切っていたような下手な人でも同じ結果となったかもしれませんが、過程が違えば雲泥の差があると言う話はしましたよね?
ここはオリるのであれば現物の、そして暗刻の
がありますが、流石にこのような完全1シャンテンから1枚切れの
など切れないようではいい笑い者ですよね。よって、ここは
ツモ切りとします。
ちなみに、もしも次にテンパイが入るようであれば素直にテンパイに取ります。もちろん、チーテンやポンテンでも同じです。ただ、面前でテンパイが入ってもリーチは絶対に掛けません。理由は言うまでもなく、後にオリられる選択肢を残しておきたいからです。
はい。
うーん。。。これはどうしましょうか?(笑)
と言うのは、対面は手出しの後で
切りリーチなのですが、これは分かる人には分かってもらえると思いますが、宣言牌の前に手出しされた牌はリャンメンに決め打った先切りのケースも多々あるんですよね。
まぁそんな事を言い出せば何とでも言えてしまうものですが、ここは何が何でもアガリが偉いと言える局面ではないですし、
を通した所でまだ
(
)も通す必要があるので、ここはやはりトップ目らしく慎重に行こうと判断し、
の暗刻落としとしました。
先生に怒られました。
まぁこれは余談になりますが、もしも対面の待ちがだった場合、それでも先生は本当に「
を選びたい!」と言ったのでしょうか?
はい。これで完全に終了ですね(笑)
はい。
結果は、親の対面の一人テンパイ流局となりました。
東2局2本場
この手はが出れば間違いなく1鳴きすべき手牌なので、この
から仕掛けて
バックの1シャンテンに構えるのもアリだとは思いますが、流石にここから鳴いていくのは焦り過ぎな気もしますし、この手であれば最悪
に頼らずともピンフになる可能性だってありますよね。よって、スルーとしました。
ですよね。
これですね。
ただ、ここは5ブロック+補助牌とする対子落としとするのではなく、やはり
のポンにも対応出来るように今回に限っては6ブロック維持とする
切りが良いでしょうね。
はい。流石ですね。
はい。
当然仕掛けてリャンメン2つの1シャンテンに構えます。
結果は、親の対面から役1のみで1000(1600)点の出アガリとなりました。
良いアガリですよね。
では中編2へ続きます。